概要
SSSS.DYNAZENONに登場するロボットダイナゼノンのガウマ曰く「真の姿」。
合体したダイナゼノンの姿からさらに分離し、変形合体した赤いドラゴン型の巨大メカ。
ダイナゼノンの「合体竜人」に対して、「合体剛竜(がったいごうりゅう)」と呼ばれる。
鋭い牙による噛みつき、さらに嚙みついたままの投げ飛ばしや強烈な尾の一撃などその姿に相応しい荒々しい攻撃を繰り出す事ができる
使用技は時には相手を粉砕する噛みつき「レックスファング」、必殺技になる口から放つ強力な火炎「必焼大火炎レックスロアー」
活躍
第1話「怪獣使いって、なに?」
終盤で初登場。
シャルバンデスとの戦いで苦戦する中、ガウマの叫びにダイナゼノンが答えるが如く分離し、さらに変形した。
シャルバンデスを空中に運びあげ、レックスロアーで撃破した。
第2回以降ではオープニングにも登場するようになった。
第3回「裏切り者って、なに?」
宇宙空間で撃破したと思われたバーナドドンが、首だけの姿でダイナゼノンに襲いかかってきた際に変形。噛みつき攻撃ので首を噛み砕き、レックスファングで止めを刺した。
第4回「このときめきって、なに?」
ディドラスにとどめを刺すために変形。レックスファングで噛みつき、そのままレックスロアーのゼロ距離発射で撃破した。
第5回「恋人みたいって、なに?」
ネオフォビアの猛攻を受けてダイナゼノンから各機に分離した後で再合体。レックスロアーでとどめを刺した。
関連イラスト
余談
モデルは『電光超人グリッドマン』に登場したアシストウェポン『ダイナドラゴン』と考えられ、モデルにはなかった飛行能力を備えている。
ダイナドラゴン及びダイナレックスも西洋竜を基本モチーフにしているがダイナドラゴンはスーツの構造上と当時の恐竜学から旧復元図における尾を引きずる直立歩行の肉食恐竜に近い姿(所謂ゴジラ立ち)をしているに対し、ダイナレックスはCGと最新の恐竜学から尾を引きずらない前傾姿勢の肉食恐竜に近い姿をしている。
従来のロボットアニメなら主役サイドかつ変形及び合体が可能な巨大メカは序盤は非人型で戦い、中盤からは人型に変形して戦いの華を飾るがダイナゼノンとダイナレックスに関しては真逆の関係となっている。
意識されているのかは不明であるが、レックスとはラテン語で「王」の意味を持つため、キングジェットやキンググリッドマンとのつながりもあると言える。
第1回が放送され、ダイナレックスもお披露目された4月3日にはYoutubeにて元ネタのダイナドラゴン初登場エピソードであるグリッドマン第22話『復活!恐竜帝王』が配信された。
第1回以降はトドメ演出的に登場することが多くなってきた。これは雨宮監督曰く「ダイナレックスはダイナゼノンよりも動かすのが難しいため、ここぞというときに登場させたい」という製作上の都合によるものらしい。