概要
アヤネはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
無印版の北条綾音にあたる。
プロフィール
人物
ぷうきちという、ぶっきらぼうな口調で喋るクマのぬいぐるみ(が付いた事実上の鈍器)をいつも連れ歩いている家出少女。
訳あって【サレンディア救護院】に身を置いているが、両親が「ロスト」していたわけではなく定期的に会いに行っている。両親を嫌っているわけではないのだが、プリコネにおける世界の歪みに由来する違和感から心を開ききれずにいて、そのはっきり言えない感情から家出した自分に嫌悪感を抱いている。
同じく救護院に身を置いているクルミとは仲が良く、先輩としてお姉ちゃん風を吹かせている。
しかし、同じ14歳であるシオリやツムギなどと比較してもかなり幼い部分が目立つ。クリスマスの時はまるで子供のようにはしゃいでいるほか、9歳のミソギと大人気なく張り合っている。なんだこの差は…。
なお立ち絵では分かりにくいが、身長に関してはミソギと比べると20cm大きい。
ぷうきちは一見するとアヤネの腹話術かと思われるが、その範疇を明らかに逸脱する描写は枚挙にいとまがない。明らかにアヤネの考えが及んでいないことをぷうきちが話すし、アヤネとぷうきちが離れ離れになった際にはぷうきちの出した大きな声でぷうきちを見つけ出すことになった。
2018年のクリスマスイベント『忘却のキャロル』では、チカと人格が入れ替わるという事態が起きており、独立した人格が存在している謎多き存在であることが明らかになっている。
また、父親の「ぷうすけ」、母親の「ぷうまま」も存在している。
アヤネは自分自身でもぷうきちと同程度に活発に話すが、現実世界の北条綾音は自分ではほとんど喋ることができず、主人公との会話は完全にぷうきちが行っている。
メインストーリー第3章にて、救護院がアヤネの「シャドウ」(人の姿をした特殊な魔物)に襲撃される事件が発生。それに関連してクリスマスバージョンのキャラクターストーリーでは、アヤネの「シャドウ」が本物のアヤネに代わって、彼女の両親の娘として溶け込んで生活していた事件も発生している。
何故アヤネのシャドウが現れたのか原因は不明。
イベント『ミサトサマーエール! 夢追う真夏のナイン』ではビーチベースボールのコーチとして主人公によって連れてこられたバッターコーチとして登場。
部員達に「ぷうきちフルスイング」を伝授した。最初は戸惑っていた部員たちだが次第に浸透していった。
同イベントに収録されたミニゲームでは最初から使用できるプレイヤーキャラに抜擢された。余談だが他のプレイヤーキャラは隠しキャラである上全員男性となっている。
TVアニメ版にはOPに登場していたが、残念ながら本編には登場せず最終話EDにて1カットのみセリフなしの出演に留まった。
スキル
通常
ユニオンバースト | ぷうきちフルスイング | 敵単体に物理大ダメージ+大きくノックバック+スタン |
---|---|---|
ぷうきちサイクロンアーチ | 範囲の敵に物理特大ダメージ+大きくノックバック+スタン | |
スキル | ぷうきちブレイク | 範囲の敵に物理小ダメージ+スタン |
ぷうきちブレイク+ | ↑が中ダメージ+単体に物理大ダメージ+行動速度小ダウン | |
ぷうきちハリケーン | 範囲内の敵に物理小ダメージ+物理防御力小ダウン | |
EXスキル | プリティスラッガー | 物理攻撃力中アップ |
プリティスラッガー+ | 物理攻撃力中アップ+魔法防御力小アップ |
クリスマス
ユニオンバースト | ぷうきちサンタストーム | 敵単体に物理特大ダメージ+反動ダメージ |
---|---|---|
スキル | ぷうきちエール | 自分の物理攻撃力大アップ |
ぷうきちエール+ | 自分の物理攻撃力特大アップ+行動速度大アップ | |
ぷうきちラッシュ | 敵単体に物理中ダメージ+小さくノックバック | |
EXスキル | ホーリーナイトスラッガー | 物理攻撃力中アップ |
ホーリーナイトスラッガー+ | 物理攻撃力大アップ |
キャラステータス
通常
【物理】
前衛で、戦場をかき乱す、くまっ子。
ユニオンバーストで、相手を思い切り吹き飛ばすと同時にスタンと大ダメージを与えることで敵陣形を大きく乱す。
ユニオンバーストが特徴的。説明文に「吹き飛ばす」と書かれてる系統のスキルなのだが、その吹き飛ばし幅が非常に大きく、画面の端まで一気に吹っ飛んでいく。同時にスタンも付与するため、ワンタンク編成相手には効果絶大。
ノックバック耐性を持たないボスも少なくなく、任意で使うことにより危険な行動をキャンセルさせられる点が非常に優秀。
単体火力キャラではないが、これを見込んでクランバトルに採用されることもあった。
また、スキル2つが小範囲攻撃であり、うち一つがスタン効果付き。アタッカーなので火力もそこそこあり、タンクが多い編成相手でも足止めしながら削りを入れてくれる優秀なキャラクター。
更にアタッカーとしては硬い部類に入り、ノゾミやクルミのサポートがあれば範囲アタッカー一人くらいなら悠々と耐えて攻め続けられる。
この三人は奇しくもクリスマスイベント『忘却のキャロル』で集っている。
後発キャラの為実装当時は女神の秘石でしかメモリーピースを手に入れられなかったが後にアリーナコインで交換できるようになった。
2019年4月30日には専用装備「偉大なクマ王ぷうきち」が実装。
ぷうきちブレイクの範囲攻撃のダメージ量がアップし、それと別に単体ダメージと行動速度ダウン効果が付いた。相手への妨害性能が強化されるため、アリーナでアヤネをよく使うのであれば装備させたい一品である。
★6
「私とぷうきちは最高のペアスラッガーだよ☆」
2020年8月6日、『★6才能開花』によってアヤネに『★6』が実装された。
ユニオンバーストが「ぷうきちフルスイング」から「ぷうきちサイクロンアーチ」に変化し、セットボーナスによってHP・物理攻撃力・物理防御力・魔法防御力・TP上昇が大きく上昇する。
ユニオンバーストが単体から前方範囲全体に変化したことで前方の敵を纏めて吹っ飛ばすことが可能となった。
ちなみに彼女は後発実装キャラにおける★6実装第1号となった。
2021年3月現在初期実装でないキャラで★6が実装されているのは彼女とキョウカの2人だけである。
クリスマス
【物理】
前衛で、敵をなぎ倒していく聖女のくまっ子。
ユニオンバーストはHPを消費するが威力は絶大。スキルで物理攻撃力を上げ、さらにダメージアップ。
クルミやチカより半月遅れて登場した、クリスマスバージョンとなるサンタ衣装のアヤネ。
範囲攻撃を得意とする通常版から一転、単体攻撃型に切り替え、エリコに並ぶ物理攻撃力を得た。物理攻撃力が上昇した代わりにHPや魔法防御力がやや低くなったが、アタッカーとしてはまずまずの水準を維持している。
攻撃スキルであるぷうきちラッシュは倍率こそ控え目だが、自己バフスキルのぷうきちエールの倍率がかなり高く、倍率不足を補ってくれる。
ユニオンバーストは一般的な特大ダメージ系の約1.5倍という超絶威力を誇り、才能開化した上で防御力を限界まで下げた相手に当てた場合、20万を超えるダメージを余裕で叩き出す。
しかし、こんな強力なユニオンバーストにデメリットがないわけがなく、某吸血鬼のように反動ダメージを受けてしまう。反動は自身の攻撃力/防御力に依存するため、開化してないor物理デバフを受けていると反動で即死なんてことも…。
また、某吸血鬼と同様に反動ダメージはクリティカルする場合があるため、そうなると戦闘不能になる可能性が飛躍的に高まってしまう。
反動は才能開花である程度抑えられるため、クリスマスアヤネを使用する際は火力を高める意味でも女神の秘石を優先的に回しておきたい。
ユニオンバーストが非常に強力なため単純な火力要員としての活躍が期待できそうだが、アリーナでいざ使ってみるとノックバック頻度が余りにも多いせいでタンクへの火力が分散し、リカバリーされてしまう。
そのためアリーナでは、他のノックバック持ちと組みタンク二人をこぞってノックバックさせ、裏の前衛アタッカーを畳み掛ける使い方が基本になる。
クランバトルでは相手が一体しかいないのでその火力を存分に発揮できるが、HP管理はしっかりしておこう。
2019年12月11日に他の忘却のキャロル組と一緒に専用装備が実装。名前は「クリスマス王ぷうきち」。
ぷうきちエールの攻撃バフ量が上昇したほか、行動速度大アップ効果が付いたため、バフが重複しやすくなった。
また、専用装備のステータスにHP吸収が付与されているため、反動ダメージのリカバリーが効きやすくなるなど恩恵が大きい。クリスマスアヤネを運用する際は、なるべく専用装備を付けて最大まで強化したいところである。
2020年2月現在、専用含め最大まで強化することで☆5ではエリコ(両スキン)に次ぐ攻撃力を叩き出すようになった。
余談だが、アヤネのクリスマス衣装は無印版でカードとして既に登場している。
水着タマキなどにも似た事例があるが、あちらの★3イラストのベースは無印版の流用であるのに対して、クリスマスアヤネの★3イラストは無印版に描かれた衣装を用いた新規描き下ろしになっている。
関連イラスト
関連項目
木之下ゆゆ…あんさんぶるガールズ!(メインシナリオライターがプリコネRと同じ日日日氏)のキャラクター。ぬいぐるみが手放せないキャラ繋がり。
平安残酷物語…同作者のライトノベル。シャドウの元となったと見られる存在が登場する。