概要
金子一馬氏のよるデザインのモチーフは、イギリスの聖職者であり作家であったエドワード・トップセルによって17世紀に著された『四足獣物語』に掲載された、ラミア(中世においてエンプーサと同一視されている)を描いた木版画で、猫のような前肢と馬のような後肢と尻尾をもち、青い鱗で覆われた姿であった。
『真・女神転生NINE』や『DDSAT』、『真・女神転生IMAGINE』でのポリゴンモデルもこれを踏襲している。
顔とおっぱいは人間のものであるが、かなり上級者向けのデザインといえよう。
デザイナーが異なる『魔神転生2』では、更にコウモリのような翼が追加された姿で登場。
ATLUSのアートスタッフがアイデアを持ち寄ったという『ペルソナ2』では、一転して有翼の女性という姿で登場した。
ケモノ要素は大幅に減ったが、一方で片足が真鍮という伝承を忠実に反映している。
なお画像は『罪』でのもので、『罰』ではさらに仮面を付けている姿になった。