レザード・ヴァレスとは、トライエース製作のゲームソフト「ヴァルキリープロファイル」シリーズの登場人物。
タグとしてはどちらかというとレザードの方が多い。
『VP1』ではノーマル・ハードモードのみ登場する。
概要
声 - 子安武人
人物
魔術師。24歳、男性。
自分の目的のためには手段を選ばない残虐なエゴイスト。
賢者の石をもち、錬金術師と死霊術士(ネクロマンサー)という二足の草鞋を履きこなす。
神々でも扱いきれるのはオーディンのみという「失伝した呪(ロスト・ミスティック)」すら使いこなす強大な魔力を持ち、神々の力を得るために禁断の魔術に手を染める狂気の魔術師である。
かつてフレンスブルグの学院に在籍していた際にはメルティーナとは級友で、ロレンタを師に持っていたが、学院を追放された。
レナス・ヴァルキュリアに偏執的な愛情を抱いており、「人間としてのレナス」にこだわっている。そのため、エルフの肉体を使って彼女に瓜二つのホムンクルスを大量に作りだし、研究に使っている。
本作の開発スタッフ曰く彼は「変態」であり、好き嫌いが両極端に分かれる強烈な悪人キャラクターであることを意図して描かれている。実際、公式のアンケート調査では主人公のレナスと1、2を争う人気がある一方、嫌いなキャラクターランキングでも第1位を獲得している。
一方、悪役ではあるものの、Aエンディングルートのイベントでの1シーンではレナスの危機に際して一時的に仲間になり、エインフェリアたちと共闘する場面もあるほか、エンディング後の隠しダンジョンで仲間にすることができる。
続編『ヴァルキリープロファイル2 シルメリア』でも主要登場人物として登場(セラフィックゲートでは名前が「フラれストーカー」となっている)するほか、『スターオーシャン セカンドストーリー』には彼の名を冠したアイテムが登場する。
ヴァルキリープロファイル2 セリフ集
これは復讐なのですよ、愛する者を奪われた事のね!
正しき道を歩む為なら、その過程を問う必要は無いのです
部屋に籠って這い蹲っているがいい、それが弱者の道というもの
新たなる世界の神として、古き邪神を誅してみせましょう!
世界の全てを消去し、私と私の望むものだけの新たな世界を構築する。そう…嘗ての貴女が行ったことですよ…レナス・ヴァルキュリアよ…
貴様には神の敵となる権利を与えよう。これから先、貴様は永遠に転生を繰り返し、私の敵として皆に憎まれ!貶められ!蔑まれ!傷付けられ!滅ぼされ続けるのだ!!
過去
魔術師として天才的な才能を遺憾無く発揮していたレザードは、既に少年時代には、メルティーナの夢であった「虹の橋ビフレストを渡る」事にも成功させていた。
魔術学院追放後、独自に錬金術と死霊術の研鑽を重ねた結果、レザードは自らの手で「賢者の石」を精製する事に成功。
他作品出演
レザードという町の子供の1人としてルシオ、プラチナらと共に他の町の子供達と出演している。母親と2人暮らしの天才少年としてプラチナを木陰からこっそり見守っている。
他の子供達からは「天才だけど変人」「プラチナのストーカーやめなよ」とからかわれている。世界自体すでにレナスにより改変されているようで歪んだ形ではなく本当に彼が心底望んだであろう幸福な世界が見れる。
また母子家庭で家計がやや厳しいのかレザードフラスコという彼に関連するアイテムも出ている。世界改変の際に母親の体質も病弱もやや体が弱いという風に変化。
彼の夢はもちろん「錬金術で体の弱い母親を元気にする薬を精製する」
期間限定コラボイベントで登場。ロールはキャスター。
期間限定コラボイベント「美しき戦乙女」で登場。
ディストの発明した具現化装置により、彼の思念が不完全な形で具現化、その場にいたジェイド・カーティスを器として乗っ取って戦乙女の塔を支配下に置き(この時塔の内装を「レザード・ヴァレスの塔」そっくりに変化させている)、塔の最上階に逃走、レナスを我が物にしようとホムンクルスを製造する。
しかし、最終的にコーキス一行に敗れ、弱った所を余剰次元アークの長であるワイズマンにより、ジェイドから引き剥がされ元の世界に追放された。なお、この時の記憶はなくなる模様。
魔鏡技は「メテオスウォーム」。