できるわけないでしょう?
たとえどう変わってしまおうと、
あなたは私が一番好きな人なんですもの―――
(ゲーム版)
CV:幸田直子
設定
種族:人間(女性・36歳)
クラス:魔術師(魔術学院長)
出身地:フレンスブルグ
加入時期:チャプター4(ノーマル・ハードモードのみ)
魔法国家フレンスブルグで36歳にして魔術学院長を務める優秀な魔術師。既婚。
ストーリー
チャプター4で加入。
彼女からすれば弟子であるレザードに夫を誘拐され、彼の根城「レザード・ヴァレスの塔」に単身向かう。しかし、発見した夫は既に人間を不死者化する魔薬「グールパウダー」を飲まされており、ロレンタの魔法でも手の施しようのない状態だった。夫も身体の異変を悟り、残された自我で「私を殺してくれ」と嘆願するが、最愛の夫に手を下すことはロレンタには出来なかった。
そして、不死者化が完了して魔物と成り果てた夫に襲われ、なおも「愛してるわ、あな、た…」と言い遺し、夫の手で握り潰されて死亡した。
死にゆくロレンタの声と不死者の波動を探知して現れたレナスによって、夫が変貌した不死者は一太刀で始末され、ロレンタの魂はエインフェリアとして回収される。夫婦を惨たらしい方法で引き裂いた外法の所業に憤るレナスは、そのままレザード・ヴァレスの塔へ突入していく。
ゲーム上の特徴
もっとも、加入後はアリューゼやメルティーナのようにストーリーに関わるでもなく、神界転送も普通に可能。魔術学院長という生前の実績もあってか勇者適性も簡単に上がる。
戦闘においては、通常・大魔法とも強力なクロス・エアレイドをデフォルトで習得している最初の魔術師のため、初見プレイではロレンタを使ってこの魔法の強力さに気づいたプレイヤーも多いはず。
彼女のシナリオは少々特殊で、エインフェリア加入イベントを視聴した後フィールドに戻らず、そのままダンジョン「レザード・ヴァレスの塔」に突入する。道中が長く、雑魚敵も危険なものが多い高難度ダンジョンのため注意。
また、大半がロクな死に方をしていないエインフェリア達の中でも、最愛の夫を利用された上での精神的に重い殺され方をしたためか、あるいはロレンタ本人の性分か、戦闘中のキャラクターボイスはかなり悲壮感が漂うものが多い。