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ベリナス

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べりなす

プレイステーション用ソフト『ヴァルキリープロファイル』の登場キャラクター。エインフェリアとして仲間になるキャラクターのひとり。

運命?

妻やマリアが死んだのも運命というのか?

父や多くの仲間が戦死したのも運命といえるのか?

自分が今ここにいるのも運命の賜物なのか?

阿沙加と出会ったのも―――!

CV:中田和宏

設定

種族:人間(男性・37歳)

クラス:剣士/衛士長

出身地:ジェラベルン

加入時期:チャプター1(全難易度)

ジェラベルンの要職を務める貴族出身の人物で、その衛星都市ラッセンに住んでいる。

(このため出身地設定はジェラベルンだが、加入イベントが発生するのはラッセンなので注意。)

指導力に富み、部下や民衆を問わず信頼が厚い。身分差別が激しく、奴隷売買が公然と行われる腐敗した国家において、珍しく人間的な様を見せる。

ストーリー

若かりし日、家のメイド長であるマリアが奴隷市場で哀れに思い引き取ってきた倭人の娘・阿沙加(アサカ)を、父親に取りなして家に置き、使用人ながらも人間として大切に扱う。阿沙加もベリナスの心優しさに信頼と好意を寄せるようになっていく。

しかし二人の関係に嫉妬したベリナスの妻が「ヴェリザの方陣」と呼ばれる呪法により、不死者と契約する。阿沙加は呪殺され、代価として妻とマリアも死んだ。また因果関係は不明だが、ベリナスの父や仲間たちも次々に戦死していく。

その惨状を目にしたベリナスが不死者を狩りにきたレナスに願ったのは、自分の魂と引き換えにアサカを蘇生させることだった……。

ゲーム上の特徴

ラウリィと共に、チャプター1で必ず出現し最も早く仲間にできるエインフェリアの1人。

加入後に再度ラッセンに立ち寄ると、阿沙加の遺品として毒属性攻撃を90%カットする「押し花」が手に入る。

優れた人格特性を持つため勇者評価値が簡単に上がる。同期のラウリィは評価値を上げるのがやや手間であり、ジェラードはチャプター1時点で唯一の魔術師のため手放す選択肢は取りづらいことから、ベリナスを最初に神界転送したプレイヤーは多いだろう。

しかし、戦闘面においてもその実力は侮れない。

決め技「ボイドエクストリーム」は地に描いた魔法陣から巨大な剣を召喚し敵を刺し貫く技で、威力が高く、カス当たりの危険もない。ゲージの増加量が30%なので、決め技連携では1人目か、威力の高さを重視して〆に使うのに向いている。

いっぽう通常技は可もなく不可もなくな性能なので、ベリナスには決め技の威力を上げるため、攻撃回数より攻撃力を重視した剣を持たせるのがいいだろう。

特に、Easyモードではベリナスを神界転送しないほうが良い。このゲーム、Easyモードは比較的低難度のダンジョンしか出ない代わりに、仲間エインフェリアの数が少ない、ダンジョンが少ない=宝箱やアーティファクトが少ない、特殊・上級配列変換で強力な武器防具を作れない……など、初心者にとってはぜんぜんEasyでない。

かつ、Easyモードで仲間になるエインフェリアは攻撃力よりもヒット数やゲージ増加量を重視したキャラが多いため、中盤以降は火力不足に陥りがち。その中にあってベリナスはアリューゼと共に火力面で頼れるキャラのため、手元に残したほうがよいのである。

しかし……ベリナスを戦闘で使っているととにかくうるさい

原因は3番の通常技「レゾルブクルセイド」。敵の前で一瞬タメを作り分身を残しながら突進する技で、この時

タエエエエエエェェェェェェ!!!!

と盛大に叫ぶ。中田和宏氏の熱演というべきかボイス音量の調整ミスというべきか……。

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