ごめん。
僕はずっと見守っているから…。
CV:阪口大助
設定
種族:人間(男性・18歳)
クラス:弓闘士(一兵卒)
出身地:クレルモンフェラン
加入時期:チャプター1(全難易度)
ストーリー
大陸東部の大国クレルモンフェラン出身の、気弱だが心優しい、ごく普通の青年。
本来戦士に適した性格ではないが、戦争に邁進する国家から徴兵令を受け、戦場に赴く事となる。しかし、海戦で船が沈んでしまい、カナヅチの彼はあっけなく溺死してしまった。
ミリアというガールフレンドがおり、出征前に「戻ってきたら結婚しよう」と誓い合っていたが、この言葉によって結果的にミリアはラウリィの死に囚われてしまう。
ラウリィをエインフェリアに選定したレナスは、彼を諭し、最後にもう一度だけミリアの前に現れ、残された彼女に生きる気力を与えることを促す。
ゲーム上の特徴
ベリナスと共に、チャプター1で必ず出現し最も早く仲間にできるエインフェリアの一人。エインフェリアとしては最初の弓闘士である。
戦闘中のボイスには弱気なものが多く、また加入直後は打たれ弱さが目立つ(普通に進めると、加入直後のダンジョン「ゾルデ地下墓地」のボス・ドロウシャーマンのファイア・ランスで即死し得る)ため、どうにも頼りないヘタレな印象が強い。
また、勇者適性にもマイナスのものが多いため、神界転送するにもきちんと矯正してから送らないとあっけなくフレイから戦死報告が届くだろう。
そんな彼を使いこなすには、強みを活かし起用場面を選ぶことである。
まず、1番技のファーストショット、2番技のツインショットはただのおまけ。3番技の「エイミングウィスプ」こそが彼の真骨頂であり存在意義。追尾性能が高い上に必中・ガード不能であり、攻撃の起点にできる上に他キャラとの連携がとりやすい。このため、装備する弓は必ず3番技が使えるものを選び、技順番も変更してエイミングウィスプが最初に出るようにするとよい。
(この技の印象が強かったためか、次作『ヴァルキリープロファイル2』にも、弓闘士の技としてエイミングウィスプが登場する。)
決め技「レイヤーストーム」は光の矢を乱射する技で、フルヒットで20Hit、ゲージ増加量5%×20=100%という優秀な技。
ただし20ヒットするのはまれで、特に小さい敵相手だとヒット数がガタ落ちし、決め技連携が切れてしまうということも起こりがち。体格の大きいモンスターに対して連携の前の方で放ち、ヒット数を稼いで後の仲間の決め技の威力を引き上げるように使うとよい。大型の敵が増えるゲーム後半ほど使いやすくなる技である。
ハードモード限定だが、チャプター8のダンジョン「天空城」のアーティファクトとして入手できる「剛弓ベルセルクアロー」は注目の武器。3番技が使え、かつ攻撃力2400と本編の弓では飛び抜けた強さを誇る。
アナザーダンジョン「セラフィックゲート」に突入してしまうと攻撃力のインフレに埋もれてしまうので、輝ける時期は短いのだが、ブラッドヴェイン戦で高威力・高ヒット数のレイヤーストームを叩きこむラウリィは、彼を推すプレイヤーならば必見であり、エインフェリアの攻撃はもちろん、ブラムス、引いてはレナスの攻撃すら防御するラスボスのガードを崩しまくる彼は「頼もしすぎる」の一言に尽きる。