『ちょっとの悪さもカワイイもんや』
概要
パワプロシリーズとパワポケシリーズに登場するキャラ
出身はパワプロではあるものの出番や活躍はパワポケのほうが多かった
猪狩世代にて登場し、猪狩進の野球人生に関わってくる因縁のある人物である
大阪市の出身。
パワプロシリーズ
初登場は『パワプロ5』。
主人公が在籍する高校と同じ地区にある極亜久商業(後に極亜久高校に変更)の野球部員。矢部明雄や猪狩守と同学年。
目つきが悪く、怪しいマスクで顔を隠しており、関西弁で喋る。
守備位置は一塁手で、右投右打。『パワポケ1』以降はサブポジションとして外野手と捕手がついている。能力はパワーと肩力が高めだが、他は平均よりやや低め。
『5』のサクセス中では主人公と主人公が在籍する高校に様々な妨害工作を行い、財布を隠したりユニホームを泥だらけにしたりするといった嫌がらせ行為のほか、時には主人公が怪我をしかねない危険な行為も行う。なお、1・2年時の秋季大会では一回戦の相手が必ず極亜久であり、試合前に主人公のチームの部室に下剤入り弁当を仕掛けてくる。
また、猪狩進が交通事故に遭う原因を作った張本人であり、彼が仕掛けたバナナの皮を踏んで転んだ進は車に撥ねられて重傷を負ってしまう。
ただ、これは外藤にとっても想定外の事態であり、本来のターゲットは兄の猪狩守であり本当の目的は転んで頭を打って野球のルールを忘れることだった(それでも十分過ぎる程危険な行為であることに変わりはない。それに高校生活やらをかなりの月日を潰してるので彼どころか家族やらも人生お先真っ暗になってもおかしくない)
後日行われたあかつき大附属高校との地区予選では10-0と完膚なきまでに叩きのめされている。
『9』以降のサクセスでは妨害工作を仕掛けてくることはなく、目つきもちょっと悪い程度のものに変わっているほか、進が事故に遭う原因であるバナナの皮が外藤の仕掛けたものかどうか分からなくなっている。
ただパワプロ5とパワポケ1のことを知ってる人なら進にバナナの皮での事故を仕掛けた人物を察するだろうが…
なお9では主人公が進と友情を芽生えた状態であれば先輩である主人公の一言で進は交通事故を回避できるようになり進の人生に分岐点が生まれた(世界観やら違うがパワポケも含めたら3分岐点にもなる)
これはパワプロ7にて主人公作成時の高校・大学・社会人の出身選択を選択でき主人公が高卒選択した場合は一つ年下の進は高卒ルーキーでも入団できた為、救済と辻褄合わせがあったと思われる
2016年にてシリーズに追加されたパワフェスの進とのコンボイベントで自分がやったと懺悔している。
彼は想定外の事故を仕掛けたことに関してかなり反省しており、こちらの世界では転んで車も追ってた危機一髪であったが事故は回避できたようであり、進は「真面目にチームに尽くすことと共に優勝すること」の条件で許してもらった(ぐう聖すぎる…)
パワポケシリーズ
パワポケ1
極亜久高校に転校してきた主人公の一つ上の先輩であり、騒動で野球部が崩壊した際に一度は野球部を退部するが、主人公が野球部を再建するとその熱意に心を打たれて部に戻ってくる。
進の一件のせいで多くのファンから悪人のイメージを持たれていた外藤だが、この『パワポケ1』で実際は面倒見の良い人柄であることや先輩たちが全く野球の練習をしない中、元々は弁当に下剤を仕込んだりなどの妨害は先輩からの命令で嫌々やっていたことや彼だけは真面目に練習していたことなどが判明しかなりフォローされており以降のパワプロシリーズのほうの外藤にもいくらか影響を与えてる
だが主人公が二年生の時に嫌であった妨害作戦を提案する。渋る主人公にプロになりたい為にかなり焦っていた外藤は「夢を叶えるためやったら、悪魔に魂を売るくらいの気はないんか!」を説得する。が結局は正義感が強い主人公に「許可を出す時以外には妨害作戦をしてはいけない」と言われ渋々承諾した。
しかし、その年の夏に焦りや不安を抑えられなかった外藤が独断で妨害作戦を実行し進を事故に遭わせてしまう。
ニュース沙汰にもなってしまった想定外の自体に外藤はこの事を主人公たちに明かそうか迷っていたが智美に相談した結果、黙秘し続けることを決めた。
そして第一回の地区予選で事故の真相は知らないものの進の件で凄まじく怒っている守がいるあかつき大附属に圧倒的大敗を喫して高校野球を終える。
一方、進は入院中にプロペラ団に拉致され野球マスクへと改造されてしまう。終盤に加藤理香の手によって進は元の人間には戻れたものの改造の代償による後遺症は治らず結果的に外藤が進の野球人生を断たせる形になってしまった。
高校卒業後は後輩である村上海慈の父親の紹介でタコ焼き屋を開業し、高校にもちょくちょく顔を出している。また、マスクも外している。野球帽とマスクを外すと余計怖い外見になってるとのこと。
パワポケ2
本編には登場しないが、ドリルモグラーズをクビになった主人公が彼のタコ焼き屋で働くようになるというバッドエンドがあり、そこでちょっとだけ登場する。
パワポケ3
プロ入り後に事故死してサイボーグとして復活した『1』の主人公と再会する。
「そっくりのいとこ」という主人公の嘘を即座に見抜き、おおよその事情を聞いた後は自分のタコ焼き屋でアルバイトさせてくれるようになる。ここでバイトすると記憶が少し戻る。
パワポケ4
裏サクセス「RPG風ファンタジー編」で「大盗賊ガイドウ」として名前だけ登場する。
パワポケ5
裏サクセス「忍者戦国編」で登場。
水虎所属の忍者として登場し、水虎編では主人公の先輩となる。水虎以外の勢力で始めた場合は、水虎城に攻め込んだ際に首領の教頭斎に身代わりとして殺害されるも時既に遅しという不遇極まりない扱いである。
パワポケ14
『3』以来となる再登場。
逃げ出した前監督の後任として、少年野球チーム「ビクトリーフィンチーズ」の監督となる。
パワポケシリーズの時間軸では『3』から既に20年以上経っているため、年齢は47歳になっている。顔が怖いが野球への熱意があるためすぐにフィンチーズの選手たちに受け入れられた。
シナリオによっては物語の締めを担当する事になる。
余談
- 名前の由来は当初の悪質な妨害キャラという役割からしておそらくは『外道(げどう)』から来てると思われる
- 猪狩進に交通事故を仕掛けた張本人であるとともに、猪狩進が大学編サクセスに登場しない決まりごとを作ってしまった人物でもある。新たな世界線として一新された2014でデッキメンバー外でも対戦相手のあかつき大学の選手として進は漸く大学編サクセスに初登場した。
- パワプロとパワポケでは使用しているマスクの色が違う。前者が灰色、後者が紫色。
関連タグ
猪狩進:バナナの皮による交通事故に巻き込まれた被害者
猪狩守:本来、外藤がバナナの皮転びを仕掛けようとした相手