概要
ネコの改造人間だけはあり、その俊敏な動きで敵の目を攪乱し、物陰から鋭い爪で敵を引き裂く戦法を得意としている。また、目から青い破壊光線を放つことが出来るほか、黒猫の姿にも擬態できる。勁文社の『全怪獣怪人大事典』によれば、体毛からは三万度の火花を放つらしい。
剣聖ビルゲニアがブラックサン=南光太郎を誘き寄せる為に、敢えて自身の装備品である『ビルセイバー』と『ビルテクター』を展示している「大エジプト展」へとやって来た光太郎を襲撃し、その素早い動きで翻弄するが、『マルチアイ』で弱点である目をライダーチョップ』で攻撃され弱体化。
そしてBLACKが止めを刺そうとしたまさにその時、光の刃と化した剣聖ビルゲニアに体を刺し貫かれて爆死した。
実はクロネコ怪人はビルゲニアがBLACKの実力を調べるための捨て石として使い潰される事を前提で彼の手により戦いを挑まされており、ビルゲニア曰くコイツではBLACKには勝つことは出来ない(断言)とのこと…。
なお、怪人を使い捨てにしたビルゲニアは三神官の怒りを買い、特にビシュムは「私の可愛いクロネコ怪人を‼」と怒りを露わにしていた。
萬画版では
実写版の紀田克美に相当する紀田あゆみの怪人態として登場。名称は「ネコ怪人」となっている。
光太郎をゴルゴムに連れ戻す任務の為にだけ改造された急ごしらえの怪人であり、本人曰く改造が完全でないせいで血が無くては生きていけない体になり夜な夜な人間を襲い血を啜っていた。
最初は光太郎に催眠暗示をかけてゴルゴムに連れ戻そうとしたが失敗。次に、光太郎と同じヘルメットとライダースーツを身に着け彼とひと悶着あった地上げ屋達を皆殺しにして濡れ衣を着せようと企んだ。
最期は、光太郎事仮面ライダーBlackにみずからの抹殺を依頼し、死の間際にゴルゴムの一員となっている沖縄米軍基地の司令官がゴルゴムからの指令を待たず東京を核攻撃しようとしている事を告げて息絶えた。
関連項目
黒ネコ獣人 仮面ライダーTHEFIRST:この作品の一文字は血液交換しなくては生きていけない体となっており、萬画版での役割に通ずるものがある。