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サンクキングダムの編集履歴

2021-07-14 08:40:35 バージョン

サンクキングダム

さんくきんぐだむ

サンクキングダムとは「新機動戦記ガンダムW」に登場する架空の国家である。

概要

武力戦争などを完全否定する完全平和主義を提唱する北欧(FrozenTeardropによるとスカンジナビア半島)に位置する王制国家。王家であるピースクラフト一族が統治してきた。首都はニューポートシティ。

昔は地政学的に紛争に巻き込まれやすく平和とは程遠い国で資源に乏しく軍備も小さいレベルで欧州の大国の思惑に翻弄される事も幾度かあった。だがある時を境にマルティクス・ピースクラフト王がそれまでの軍事費を医療研究につぎ込むようになった。世界でも一番と言われるほどの医療技術を持っており、教育システムも国民の3分の1が医者になるようにしており、医療器具の開発もトップクラスで、戦争における死者を激減させたり、紛争地域で怪我人の治療をしたりした事で世界の発言力を高めていった。まさに国が丸ごと病院になったようなものでその結果、紛争に巻き込まれるような事は無くなっていったと言う。

当時、宇宙で危険だった出産の問題もこのサンクキングダムの医療チームが解決した。その為か、コロニーの平和的指導者ヒイロ・ユイとも親交があり、またトレーズ・クシュリナーダも幼少の頃からこの国と付き合いがあった(と言うのも精神を病んだ母親が同国の王立病院に入院していたから)。ヒイロ・ユイの死後から世界に平和を築き上げるべく完全平和主義を提唱するようになった。

しかし、アフターコロニー182年に軍事支配と言う形で平和を築こうとしていた当時の地球圏統一連合から危険視され、連合軍のダイゴ・オネゲル准将率いる部隊の攻撃で一度は滅亡、国王も王妃も殺害され、幼かった王子ミリアルド・ピースクラフトと王女リリーナ・ピースクラフト>は行方不明となってしまった。


劇中では

滅亡から13年後のアフターコロニー195年。連合に対してクーデターを起こしたOZの侵攻を受け、サンクキングダム駐留の連合軍部隊はOZ所属のゼクス・マーキス(実はミリアルド・ピースクラフトその人)と部下のオットーの駆るトールギスの攻撃で壊滅、その後、自分の出生を知ったリリーナにより復興した。

そして完全平和主義は長い戦乱に疲れ果てた世界各国から賛同され始めるが、軍事支配を望むロームフェラ財団から疎まれ始め、結果的に侵攻される羽目になった。この時はノインが独断で軍備を配備したり、カトルヒイロの二人が応戦したりしていたが、リリーナが「サンクキングダムが火種になる」としてサンクキングダムの解体を決意し、再び滅亡した。

しかし大戦後に樹立した地球圏統一国家は完全平和主義を理念とした統治姿勢を敷く事となった。


保有兵器

リーオー

トーラス


余談

サンクキングダムの「サンク(Cinq)」とは、フランス語で「5」の意である。


ガンダムWが参戦するスーパーロボット大戦シリーズでは登場するが完全平和主義を提唱するせいか、よく敵勢力に疎まれて攻撃される。

ある作品ではコロニー国家だったりし、しかもあるルートではゼクスに乗っ取られて戦争を行うと言う事態が発生。

またとある作品では完全平和主義を唱える地球圏統一国家が戦乱により世界中から糾弾された挙句、クーデターにより瓦解してしまったと言う最悪の事態があったと言う。


関連タグ

新機動戦記ガンダムW

リリーナ・ピースクラフト

ゼクス・マーキス

トーラス

ドーリアン


オーブ連合首長国:似たような国

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