メシマズ
めしまず
概要
「メシマズ=飯がまずい」という言葉はいくつかの意味で用いられる。
ここでは、主な用法である2種類を紹介する。
「他人の幸せで飯がまずい」の意
主に2ちゃんねるで使われているネットスラングの一つで、「他人の幸せで飯がまずい」の略。
その名の通り、不幸の只中にある人間が他人の幸せな話題を耳にして余計に腹を立てている様子を表している。
逆に、何かとてつもなくショックであったり不幸なニュースが飛び込んできた場合にも、「メシマズ」という言葉が使われる場合があるが、こちらは単純に「悲しい」から。
・対義語 メシウマ
「料理がヘタ」の意
「つくる飯がまずい」、すなわち「料理がヘタ」の意。
フィクション中では、まずい料理によって人々が悶絶するギャグ・コメディ展開のネタとして用いられる。
あるいはキャラクター付けに用いられることもあり、この場合はドジっ子に近い萌え要素の一種となる場合もある。
いずれにせよ、効果を盛り上げるために、メシのマズさ加減はとてつもないレベルに描写される。「焦がした」「調味料を入れすぎた」あたりはまだかわいらしい方で、ごく普通の食材や設備を用いて作ったにもかかわらず食べた者が生命の危機にいたる例すら散見され、しばしば「ポイズンクッキング」「ダークマター」「食べるな危険」「確死味(かくしあじ)」などと呼称される(この場合、絵面としても「作った物から煙や負のオーラが出ている」「モザイクがかかっている」など、見た目にも問題がある状態になっている)。
たまに「見た目は普通だが味や中身が大問題」という逆に凄いパターンも。
なお広く「料理がヘタ」の意味で言えば「鍋が爆発する」現象も含まれるが、字義的に考えると味の確認以前の問題なので「メシがマズい」とは上位互換になりえながらニュアンスは異にする。
最近ではなぜか女性キャラの方が多い気がする。
また、料理の天災とも言われる。最近では、『きょうの料理』で平野レミが披露する各種のぶっ飛んだメニューに因み、"狂の料理"なる新語も登場している。こちらは料理の腕よりも(後述の分類では「見た目と味のギャップが激しい場合」に入る様な)その志向や見た目の異常性を指す。
該当者
料理下手なキャラクター一覧を参照。