シャーレアン
しゃーれあん
「シャーレアン」とは、ファイナルファンタジー14:新生エオルゼアに登場する架空の国家である。
概要
エオルゼア北洋の島々を領土としている学術都市。
かつては西端のドラヴァニア地方に植民都市を持っていたが、ガレマール帝国の侵攻直後に植民都市を放棄し本国に撤退した。
その後、植民都市跡には新たに自治都市・イディルシャイアが築かれ、種族を問わぬ自由な気風から住民を集め始めている。
ドラヴァニア地方はクルザスの西に広がる、アバラシア山脈沿いの高山地帯。クルザスに近い高地ドラヴァニアはエオルゼア最高峰のソーム・アルを抱え、チョコボの産地であるとともにドラゴン族の本拠地としても知られる。イディルシャイアはその西のサリャク川沿い、低地ドラヴァニアに存在する。
オールド・シャーレアン
シャーレアンの本国。植民都市放棄後はすべての民がこちらに移住した。
「知識の蓄積」の象徴として巻貝を国のシンボルとしており、イディルシャイアなどのシャーレアン関係の施設にも巻貝の意匠がよく見られる。
民主制国家であり、「哲学者議会」という組織によって国の意思決定が行われている。
哲学者議会は知識の蓄積に徹することこそがシャーレアンの至上の命題であるとしており、「戦いは野蛮人のすること」として戦争という行為そのものを忌避し、戦争を起こしている他国に対しては一切の不干渉を貫く方針を取っている。
ただ、全国民がこの方針に従っているわけではなく、ルイゾワのようにシャーレアンの持つ知識や力を他国のためにも使うべきと考えている者も多い。
関係者
- ルイゾワ:賢人にして「救世詩盟」の盟主。
- フルシュノ:「哲学者議会」の有力議員。
- アルフィノ:フルシュノの息子。
- アリゼー:フルシュノの娘。
- ウリエンジェ:預言詩の研究をしている賢人。
- パパリモ:ルイゾワの一番弟子を名乗る賢人。
- ムーンブリダ:エーテライト技術の権威でもある賢人。
- マトーヤ:賢人であり、ルイゾワとも旧知の仲。大撤収の際にシャーレアンを見限り、ドラヴァニアに残った。
- ミコト・ジンバ:シャーレアン魔法大学の非常勤講師。
- カグラ・ジンバ:賢人だったが、哲学者議会と対立し姿を消した。
- レヴェヴァ:シャーレアン出身の占星術師。
- セヴェスター:「哲学者議会」の有力議員で、「ライブラリアン」という派閥を率いている。