概要
エオルゼア北洋の島々を領土としている学術都市。
かつてはアルデナード小大陸の西端・ドラヴァニア地方に植民都市を持っていたが、ガレマール帝国の侵攻直後に植民都市を放棄し本国に撤退した。
その後、植民都市跡には新たに自治都市・イディルシャイアが築かれ、種族を問わぬ自由な気風から住民を集め始めている。
ドラヴァニア地方はクルザスの西に広がる、アバラシア山脈沿いの高山地帯。クルザスに近い高地ドラヴァニアはエオルゼア最高峰のソーム・アルを抱え、チョコボの産地であるとともにドラゴン族の本拠地としても知られる。イディルシャイアはその西のサリャク川沿い、低地ドラヴァニアに存在する。
オールド・シャーレアン
シャーレアンの本国たる北洋の都市。植民都市放棄後はすべての民がこちらに移住した。
「知識の蓄積」の象徴として、守護神サリャク(知識と川の神)の象徴たる巻貝を国のシンボルとしており、イディルシャイアなどのシャーレアン関係の施設にも巻貝の意匠がよく見られる。
第六霊災の被害を受けた難民がニュンクレフという賢者に率いられてエオルゼア本土から逃れたことに由来するという伝承が残る。
民主制国家であり、「哲学者議会」という組織によって国の意思決定が行われている。
哲学者議会は知識の蓄積に徹することこそがシャーレアンの至上の命題であるとしており、「戦いは野蛮人のすること」として戦争という行為そのものを忌避し、戦争を起こしている他国に対しては一切の不干渉を貫く方針を取っている。この影響で大撤収以来,エオルゼアの残る諸国に対してもほぼ不干渉の状態となった。
ただ、全国民がこの方針に従っているわけではなく、ルイゾワのようにシャーレアンの持つ知識や力を他国のためにも使うべきと考えている者も多い。
都市にあるシャーレアン魔法大学はハイデリン世界でも有数の学術機関として知られており、さまざまな学術の研究やその学際的な研究・新分野の創出でも有名である。
関係者
- ルイゾワ:賢人にして「救世詩盟」の盟主。
- フルシュノ:「哲学者議会」の有力議員。
- アルフィノ:フルシュノの息子。
- アリゼー:フルシュノの娘。
- ウリエンジェ:預言詩の研究をしている賢人。
- パパリモ:ルイゾワの一番弟子を名乗る賢人。
- ムーンブリダ:エーテライト技術の権威でもある賢人。
- マトーヤ:賢人であり、ルイゾワとも旧知の仲。大撤収の際にシャーレアンを見限り、ドラヴァニアに残った。
- ミコト・ジンバ:シャーレアン魔法大学の非常勤講師。
- カグラ・ジンバ:賢人だったが、哲学者議会と対立し姿を消した。
- レヴェヴァ:シャーレアン出身の占星術師。
- セヴェスター:「哲学者議会」の有力議員で、「ライブラリアン」という派閥を率いている。
バルデシオン委員会
余談
名前自体はそれこそ旧14の頃から頻繁に出ていたものの、実に10年近くもの間直接訪れることはできなかったが、パッチ6.0「暁月のフィナーレ」にて遂にシャーレアン本国を訪れることになることが発表された。
実は開発初期の頃は現在の3都市に加えてシャーレアン、イシュガルド、アラミゴと合わせて6つの都市からスタート地点を選ぶ案もあったらしいが、流石にコスト面やシナリオの整合性などから見送られたとのこと。