概要
オーディンが、ムジョルニアを持ち上げるだけの高潔な精神を持つ宇宙人の戦士ベータ・レイ・ビルに与えた「もう1つのムジョルニア」の名前で、斧とハンマーを合せたような形をしている。こちらは大きさはムジョルニアに近い。
MCU
19作目『インフィニティ・ウォー』でムジョルニアを失ったソーがサノスに対抗する為に惑星ニダべリアで旧友のエイトリ、途中出会ったガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーのロケットラクーン、グルートと共に開発した。
尚、柄の部分はグルートの枝で出来ている。
その威力は圧倒的で、ワガンダでの戦いを優位に立ち、ストーンを全て揃えたインフィニティ・ガントレットの光線を弾き、サノスをあと一歩まで追い詰めた。
22作目『エンドゲーム』では、とある事情から再び手に入れたムジョルニアを駆使した二刀流を披露する。
性能
小型のハンマーだったムジョルニアと比べて、大きめに作られた戦斧である。
両手でも持てるという利点が出来て、ムジョルニアと同様に投げて攻撃し、手元に引き戻す事も可能と、豪快なソーにはピッタリな武器となっている。
また、ビフレストを展開する機能も持ち、星間レベルの距離でも一瞬で移動することができる。
ただし、『高潔な心の持ち主』以外には例えどんなに力があっても持ち上げる事が出来ないムジョルニアと異なり、ストームブレイカー自体は誰でも持ち上げる事が出来るという欠点を持つ。
『エンドゲーム』ではこれが仇となり、サノスに追い詰められたソーがストームブレイカーを引き戻した際、それに気付いたサノスが途中で奪い取り、危うく刃を胸に立てられそうになった。