概要
2000年代、渋谷、青山などを中心とする文化が浸透しきって飽きられつつあった中、その陰で秋葉原はオタクブームを背景に勢力を急拡大。ライトノベルやアダルトゲーム、フィギュアなどの文化を生み出した。
秋葉原電気街はコジマやヤマダ電機など郊外チェーンの出店攻勢、通販サイトの登場、ヨドバシカメラAkibaの開業などで衰退を余儀無くされていたのだが、その跡地に入ったのがアニオタ向けの店やメイド喫茶であった。こうして秋葉原が電気街だけでなく「萌え」を含めたオタク全般の聖地という地位を確立していく。
そして2005年、ドラマ『電車男』でオタクがにわかに注目される中、一般にもメイド喫茶や萌えという概念が定着し、秋葉原オタク文化が認知されるようになった。
またそれだけでなく、秋葉原が電気街だった時代のオタクを含めた概念としても使われる。
渋谷系に対する言葉としてアキバ系という言葉が使われるように秋葉原のAをとって(B系ファッションに対し)A系とも言われる。
2010年代にはこうしたオタク文化が浸透しきったため、アキバ系という言葉が使われることは少なくなった。