デボネア・ダイアモンド

でぼねあきょうかん

川口勇貴の漫画「レッドフード」に登場する、色んな意味で熱くでっかい女性。ある事情により、いつもホカホカしてる人。

概要

川口勇貴の漫画「レッドフード」に登場する狩人連合のアイアンワークス車掌兼教官を務める女性。

色んな意味で熱くでっかい。後述にある魔女の呪いで、いつもホカホカしてる人。

背丈は大人時のグリムぐらいある長身。引き締まった体付きをしており、女性の魅力はビッグサイズである（背中からみてもわかるほどの恵体）。服装は腕に包帯を巻き、胸部だけのアンダーウェアと長ズボンを着ている。ヘソ出しの薄着なため、健康美な体型・鍛え上げれた見事な褐色肌の体が強調されている（ありがとうございます）。

この(色んな意味で)目を惹く恰好は、後述の理由で常にホカホカしている体質から、体温を放熱しやすくするための服装と思われる。また体には戦いにより付いたと思われる古傷がある。場面により軍帽を被ってたり軍服を羽織っている。

顔立ちは美形で、左目に眼帯(アイパッチ)をつけている。表情は朗らかで、快活な表情に富んでいる。髪は後ろで留めているのか癖っ毛なのか不明慮だが、炎みたいな逆毛のある髪型をしている。

熱苦しいほどではない活発さがある、人当たりの良い元気な女性。

あのクールなグリムへ子どもや大人の姿で関係なく頭をわしゃわしゃするといった茶目っ気(フランク)もある。

しかし教官としては鬼。大人でも音をあげる過酷な訓練を組み立てている。訓練生にかける言葉は厳しいながら、確かな実力が必要とする狩人の世界を良く表しており、現実的・知的な思考も兼ねていると窺える。

デボネアが語る話しは言葉だけでなく、彼女自身が後述の能力も合わさり実行できるだけの実現力をもっている。

体から高熱を発し周囲を焼き尽くす〝熱の呪い〟

デボネアは魔女の呪いを受け、常時高温・高熱になる体質となっている（説明時の画には、周囲を焼き尽くす光景の中心で苦しんでいるようなデボネアが描かれた）。

これに対し彼女は常軌を逸した鍛錬の末に呪いを屈服させ、熱を調節(コントロール)する術を体得し、呪いを自らの力に変換している。それでも平熱が50℃台と高温のため常にホカホカしている。気分(テンション)が上がると、掌で卵が焼けるんだとか。

戦闘時には自身の呪いを有効に放熱するため重厚な鎧「鉄鋼装束(ツァーニスハーネス)」を装備する。戦況により装備の種類(バリエーション)が異なる。

その熱量は凄まじく、800℃もある灼熱の拳で殴ったり、体が浮遊できるほどの高熱など規格外な戦闘力が垣間見える。

しかし、これは味方や周囲の環境を巻き込んでしまうほどの戦い方であり、デボネアの本気が解禁できるのは海上といった水のある条件と限られている。そして戦闘後に冷却できる設備と水があることも必要事項に入る。

これに因んでか異名に「"熱血"のデボネア」とも呼ばれている。

「デボネア」という名称は、かつて（三菱重工業→）三菱自動車工業にて生産・販売していた車名で知られている。1964年から1999年まで製造していた高級乗用車である。