ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ドラゴン種族の編集履歴

2021-10-02 13:16:37 バージョン

ドラゴン種族

どらごんしゅぞく

「魔術士オーフェン」シリーズに登場する、魔術を行使する6つの種族の総称。

オーフェン「ドラゴンと言えばトカゲみてーな姿をして、火を噴いて、財宝を溜めこむ。そんな風に思ってるだろ」


マジク「そうですね」


オーフェン「だがありゃ作り話だ。でかいトカゲなんてのはただのダイナソアに過ぎない。本物のドラゴンは魔術を使う者をさす言葉なんだよ。言うなれば俺達魔術士も広義の意味ではドラゴンだ」


『魔術士オーフェンはぐれ旅2 我が命に従え機械』より

解説

本作におけるドラゴン種族は、一般的なファンタジー作品に登場するような「翼の生えた巨大な爬虫類」ではなく、既存の哺乳類に似た姿をした6種の種族を挿す。

かつて神々の持つ全能の力「魔法」を盗み出し、彼らなりの「世界改変能力」である「魔術」を作り上げた。その結果、6種族はそれぞれその代償として健全な肉体を失っている。

そして神々からの追跡から逃れるため、キエサルヒマ大陸に逃げ込み、6種族の代表「始祖魔術士(アイルマンカー)」たちによってアイルマンカー結界を構築。

そうして、6種族はキエサルヒマ大陸を安住の地としながら、いずれ来たるであろう神々の襲来に怯える日々を送り始めた。


各種族

ウィールド・ドラゴン「ノルニル

通称「天人」。人間に非常に近い種族で、緑色の髪を持つ。数百年単位の寿命を持つ長寿の種族だが、既に絶滅している。使用する魔術は「魔術文字(ウィルド・グラフ)」を媒体とする「沈黙魔術」。魔術と引換に失ったものは明示されていないが、劇中で登場するのは女性のみである。(しかし、これは単に、バジリコック砦の戦いで、ノルニルの男性が絶滅したからである。)

絶滅を避けるため、姿と生殖機能が近い人間種族と交配を行なったが、生まれた魔術士は純粋な天人ではなく、音声魔術を扱う人間の魔術士に過ぎなかった。


ウォー・ドラゴン「スレイプニル

通称「鋼鉄の軍馬」。巨大な黒馬の姿をしており、思考だけで全てを無に帰す「破壊魔術」を持つ最強の種族。一説には「思念」を媒介とする、と考えられているが詳細は不明。「意識」を奪われているらしく、キエサルヒマ南端の地人領・マスマテュリアに棲息し、ゴロゴロと寝ながら冷気を吹き出すばかりの存在となった。


ディープ・ドラゴンフェンリル

通称「深淵の森狼」。巨大な漆黒のの姿をしている。食事排泄呼吸も必要とせず、集団で暮らす。「視線」を媒介とし、無生物にも影響を及ぼす精神支配で世界の法則を塗り替える「暗黒魔術」を行使する。成人(成獣)の個体数を増やす力を失っており、子が成熟する為には親の死が必要となる。が、劇中では親の死を経ずに成熟した個体が登場した(一匹増えた)。


レッド・ドラゴン「バーサーカー

通称「密林の果て無き放浪者」。自分の「肉体体液」を媒介とし、自らの肉体の全て又は一部を自由自在に作り替える「獣化魔術」を使うことが出来る。赤いの姿をしていることからこの名がつけられたが、実際元の姿を見たものはいない。


フェアリー・ドラゴン「ヴァルキリー

通称「深紅の獅子」。小さな赤い鬣を持つライオンの姿をしている。 「契約」を媒体とし、自然界の法則を使役する「精霊魔術」を使うことが出来るのだが、五感の全てをはく奪されており、今や「聖域」に少数が生息するのみとなっている。


ミスト・ドラゴン「トロール

通称「不死の獣」。を背負ったのような姿をしており、頑健な肉体と強力な火力を持つ一斉奏射を得意とする。「匂い」を媒介とし天候を操る「大気魔術」を使用する。高い知能を有するドラゴン種族の中でこいつらだけ非常に本能剥き出しであり、神々により「知性」を奪われたのではないかとする説もある。


関連タグ

魔術士オーフェン

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました