カムイ「このまま人類の進化を許せば、宇宙は消滅する
拓馬、お前はそのことをよく知っているはずだ」
拓馬「に…人間は、地球は俺が守る!」
カムイ「諦めろ!アークに何ができる!
このバグは、全ての人間を抹殺し地球そのものを作り替える!
人類の進化は、ここで切る!」
拓馬「させるか!俺は戦う!それがゲッターを操る者の宿命なら!」
概要
いわゆるケン=イシカワであり真ゲッターロボ終盤に、車弁慶を乗せたままゲッター炉心が暴走し、地中深く沈んでいったゲッターロボG(ゲッタードラゴン)。
続編であるゲッターロボ號、ゲッターロボアークの時代でも発掘されること無く、早乙女研究所の地下で成長を続けていたが、アークのラストシーンにて遂に復活を果たす!!
掲載雑誌が廃刊となり連載がストップした為、単行本化の際に大幅加筆され「第一部完」として締めくくられた。
いつもの事と言えばいつもの事だが、多くのファンが再開を望んでいた所、原作者石川賢氏が亡くなってしまう。
結果的にこのシーンがゲッターロボサーガの最後の台詞となったのである。
ちなみにその後コンビニコミック化された際には「ゲッターロボアーク 完」と修正された。
なお、アニメ版ではドラゴンの復活に補完がなされ、隼人が地獄の釜の蓋が開いたことになっている。
そして、件のセリフとともにEDに入るのだが……。
余談
最強のゲッターロボと名高いゲッターエンペラーが、ゲッターロボGの進化した姿らしいが、この復活直後の状態ではエンペラーとまでは行かないはずなので、 「真ゲッターロボ 世界最後の日」や「ゲッターロボ大決戦!」の真ドラゴンに近い状態だと思われる。
アニメ版では腕のない人型を逸脱した鳥のようなゲッター聖ドラゴン、といった感じの見た目となっていた(『真ゲッターロボ 世界最後の日 MAX』にあったゲッタードラゴンに近い)。