概要
1951年に西日本鉄道宮地岳線(貝塚線の名称変更前)に地上駅の『名香野駅』(なかの)として開業したのが始まり。
高架化に際して鹿児島本線に隣接する場所に駅を建設。2003年にJR九州『千早駅』が開業する。翌年に名香野駅が移転し、『西鉄千早駅』となった。また、JR千早駅開業と同時に0.3㎞博多寄りに博多臨港線(福岡貨物ターミナル駅方面)を分岐するJR貨物の千早操車場が設けられた。千早操車場は国鉄時代からあった香椎操車場の後身に当たる。
鹿児島本線側は島式ホーム2面4線、西鉄側は島式ホーム1面2線の駅である。
鹿児島本線側については、営業キロでは門司港駅から71kmであるが、駅構内の本線上には72kmポストが設置されており、ここから博多駅までの営業キロ数は7.2kmである。
これって、もしかして・・・!?
余談ではあるが、千早駅付近にかつてあった香椎機関区に配属していたDE10形ディーゼル機関車に72号機がいて、新製配置から廃車まで香椎機関区所属で生涯を終えた。
(※)ちなみに博多側の隣接駅は箱崎駅、小倉側に2駅進むと93、もとい九産大前駅である。
駅構造
JR九州
島式2面4線の高架駅。
西日本鉄道
島式1面2線の高架駅。
利用状況
近況
JR九州
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は、12,865人(JR九州)である。
西日本鉄道
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は、6,296人(西鉄)である。
利用状況比較表
事業者名 | JR九州 | 西日本鉄道 | |
---|---|---|---|
年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 7,079人 | 14,158人 | 3,309人 |
2009年(平成21年)度 | 7,739人 | 15,478人 | 3,342人 |
2010年(平成22年)度 | 8,483人 | 16,966人 | 3,461人 |
2011年(平成23年)度 | 9,276人 | 181,552人 | 3,611人 |
2012年(平成24年)度 | 9,930人 | 19,860人 | 4,220人 |
2013年(平成25年)度 | 10,466人 | 20,932人 | 4,627人 |
2014年(平成26年)度 | 10,797人 | 21,594人 | 4,946人 |
2015年(平成27年)度 | 11,375人 | 22,750人 | 5,365人 |
2016年(平成28年)度 | 11,923人 | 23,846人 | 5,737人 |
2017年(平成29年)度 | 12,331人 | 24,662人 | 6,056人 |
2018年(平成30年)度 | 12,608人 | 25,216人 | 6,178人 |
2019年(令和元年)度 | 12,865人 | 25,730人 | 6,296人 |