「わかってる。お前がやれって言うなら、お前がホントにやりたいことなんだよな…アンク、いくよ…変身ッ!!」
概要
作詞 | 藤林聖子 |
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作曲・編曲 | 鳴瀬シュウヘイ |
歌 | 火野映司×アンク(C.V.渡部秀・三浦涼介) |
特撮作品『仮面ライダーオーズ』の挿入歌で、タジャドルコンボのテーマソング。本編での使用回は第20話、第22〜23話、第25話、第28話、最終話の6話。
主人公×怪人のバディによる挿入歌は仮面ライダー電王の『Double-Action』以来となる。ノンクレジットだが、変身ソングとして串田アキラ氏のボイスも使用されている。
タイトルはおそらく「時が全てを決する」を意味しており、「Time judged all」は「タジャドル」の捩りである。このため、ラスト部分では実際にタジャドルに近い発音で歌い上げられる。
ライダーシリーズでも珍しく、ドイツ語のコーラスを採用しており、和訳すると「二つの願いが交差する時、二つの願いは叶えられる」という意味がある。ドイツ語を採用しているのはおそらく、作中でオーズの起源がドイツ辺りにあるからであろう。
神秘性のある壮大なイントロや最終決戦を彩った曲である事から、ライダーシリーズの挿入歌では屈指の人気を誇る曲であり、その証左として他媒体展開でも破格の扱いを受けている。
『全仮面ライダー大投票』では第9位にランクインする。この順位は挿入歌の中では1番票数が多く、次いで投票数が多かったのは『乱舞 Escalation』(23位)であり、あのバージョンが複数存在する『Double-Action』でさえ28位だった。その上、TOP10は主題歌がほとんどを締める激戦区であったというのだからその凄まじさが伺える。
『KAMEN RIDER BEST 2000-2011 SPECIAL EDITION』にてTVsizeが収録された後に、『仮面ライダーオーズ Full Combo Collection』にて初めてフル音源がソフト化され、作中でのセリフを収録した公式MADの『オーズダイアローグバージョン』も収録された。平成ライダー20周年を記念して2019年に販売された『平成仮面ライダー20作品記念ベスト』には歌詞を一部変えたアレンジ版『Time judged all ~8 years later~』が制作されている。こちらはアンクと別れた後に発表された楽曲であるため、『MOVIE大戦MEGAMAX』や『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL』の出来事を意識した歌詞になっているのが特徴。
MVも存在し、そちらではアンクと映司が対話するかのような演出がなされている。ボーカルを担当した二人にとっても思い入れのある楽曲らしく、二人でカラオケに行った際には仲睦まじく歌っていた。
各媒体での扱い
ガンバライジング
ガンバライジングのバースト演出ではBGMが各ライダー専用のものに切り替わるが、基本的に流れるのはTVシリーズの主題歌のみで、挿入歌や劇場版主題歌は流れないというのが一種のお約束であったが、ベストマッチ1弾に収録されたタジャドルコンボ(LR)は最終回の原作再現を意識したメモリアルフィニッシュ仕様であったため、本楽曲が初めてガンバライジングで使用された挿入歌となった。
以降はこのカードと、ライダータイム2弾収録のプトティラコンボ(LR)、アンク(グリード態)のバースト演出専用曲として定着している。
ロストヒーローズ
HEROスキル使用時の戦闘曲は一貫して番組主題歌のインストなので収録されず。
しかし、PSP版はカスタムサウンドに対応していたため、そちらで本楽曲を設定することが出来た。
続く『ロストヒーローズ2』では通常版と『PREMIUM EDITION』の二本が販売され、後者に本楽曲が使用された。戦闘中にHEROスキル『ロストブレイズ』を使用するとBGMが本楽曲に切り替わる。
バトライド・ウォー
初代のサウンドエディションに他の挿入歌を差し置いて収録された…が、Ⅱ以降ではリストラされてしまう(Ⅱでは「POWER _to _TEARER」、創生では「Reverse/Re:birth」が採用されたため)。
memory_of_heroez
通常版とは異なる『サウンドエディション』にて他のTVシリーズの楽曲とともに本楽曲が収録された。
関連イラスト
関連タグ
「アンク、また会おう。俺とお前がいる明日に…」
~そして物語はいつかの明日へ…~