概要
正式なタイトルは『アイドル麻雀ファイナルロマンスR』、ファイナルロマンスシリーズとしては3作目に当たるのだが、何故か本作はタイトルが『ファイナルロマンス3』ではなく、『ファイナルロマンスR』になっているという不思議なことになっている。
そして、ゲームメーカの方も「前作でゲームクリアまでに勝たなければならないキャラが9人はいくらなんでも多すぎた」
と思ったのか、本作以降のクリアまでに対戦するキャラクターは5人となっている。そして前作のキャラクター達は年齢も職業もバラバラだったが本作では対戦できるキャラクターは女子高生で統一されており、脱衣シーンも『静止画のスクロールから某有名脱衣麻雀シリーズのようにアニメーションする』という大きな変化が加えられている。
登場キャラクター
小泉りな
最初の対戦相手を務める少女。
主人公(前作の主人公とは同一人物設定?)の噂を聞いて、麻雀を教えてもらうべく自分の家に彼を招く。
藤崎美夏
2番目の対戦相手を務める少女。
バレーボール部所属な眼鏡っ娘。所属部こそ違うものの、りなとは先輩後輩な関係のようで、りなの敵討ち(厳密には『女心の分からない主人公へのおしおき』)という建前で勝負を挑んでくる。
ケイト・ヤマムラ
3番目の対戦相手を務める少女。
チアリーディング部所属の外国人で、語尾に「デース」や「マース」等を付けるいかにもな外国人らしい口調で喋る。
ちなみにアーケード版のみ勝利すると、戦利品として『闘牌神社のお守り(一回だけ役満の積み込みが行われる)』をプレゼントしてくれる。(だが洋風なプレゼント箱で梱包されているというミスマッチな状態で渡される。)
速水涼子
4番目の対戦相手を務める少女。
主人公のことは噂のエッチ雀師(負かした女の子の服を脱がす男)と認識しているようで、コテンパンに退治するべく勝負を挑んでくる。
千堂明日香
5番目の対戦相手(ラスボス)を務める少女。
涼子からはお姉さまと呼ばれる程に慕われており、美夏の時にそうだったように明日香
もまた涼子の敵討ちとして一緒に暮らしている伯父仕込みの『究極の麻雀奥義』で勝負を挑んでくる。
布川ミク
本来は前作であるファイナルロマンス2に登場するキャラクターだが、本作ではアイテムショップの店員としてゲスト出演している。残念ながら本作では対局することはできない。
コシューマ版について
セガサターン版とPC版が存在し、特にセガサターン版には『オマケディスク』なるものが存在して同作に付属しており、そちらでは作中の5人を好きな恰好に着替えさせたり脱がせたりして愉しむことができたのだとか……
そして時が流れ前作のように本作も2021年11月18日にNintendo Switch版が発売されることが決定した。
タイトル画面は前作と同じくすぎやま現象氏の描き下ろしで、Nintendo Switch版だけの要素としてゲームクリア特典に
- 本作に登場する5人のすぎやま現象氏の描き下ろしグラフィックが追加
- 本作とは別のキャラ(リンク先ネタバレ注意)の描き下ろしグラフィックも追加
が発表されている。
だたし、Nintendo Switch版にはセガサターン版の『オマケディスク』は収録されていないようなので購入の際は要注意。
余談
- 本作はファイナルロマンスシリーズで唯一『タイトルに反してアイドルに無縁である』という特徴を持っている。
関連タグ
ファイナルロマンスシリーズ
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