ファイナルロマンス2
ふぁいなるろまんすつー
正式なタイトルは『対戦アイドル麻雀ファイナルロマンス2』で、アーケード版ではこのタイトルだが、コンシューマ版では対戦プレイができなくなっているため『アイドル麻雀ファイナルロマンス2』に変更されている。
前作及びシリーズ1作目である『アイドル麻雀ファイナルロマンス』は当時の人気女性アイドルが元ネタのそっくりさんが対戦相手だったが、大人の事情(詳しくはファイナルロマンスの記事参照)により、本作からアニメ風のグラフィックとなった。
今作もプレイヤーが3回アガるか、ハコテン勝ちすれば勝利。キャラ毎の脱衣シーンは3種類。
アーケード版のみの通信対戦モードでは、稼働当時ブームだった格闘ゲームの様な乱入が可能(乱入された側は拒否もできる)。
こちらは対戦前にパートナーキャラを選び(沙耶・ゆか・有紀は選択不可)、勝ったプレイヤーの画面には特別な脱衣シーン(一人プレイのエンディングでも閲覧可)が流れるという凝った仕様。
詳細は個別記事を参照
浅倉麗奈
2番目の対戦相手を務める女性。
(メイン画像の一番右の娘)
美しくセクシーなスタイルであるが、理想が高いからか男付き合いは長く続かないらしい。プロフィールの『彼氏イナイ歴』は全キャラ中最短の30分。
伊藤えみり
3番目の対戦相手を務める少女。
(メイン画像のベンチに座っている帽子をかぶった娘)
本作稼働当時のギャル風の見た目とは裏腹に、半年前ロンドンから帰ってきた帰国子女。麻雀のルールは覚えたてで、よく把握してないため『負けたら服を脱ぐ』という脱衣麻雀のルールも麻雀のルールの一つだと思い込んでいる。
流川冴耶
7番目の対戦相手を務める女性。
(メイン画像のベンチに座った黄色いスーツを着た眼鏡の女性)
社長が不在ということで、その代理で秘書である彼女と対戦をすることになる。
(その社長は作中で登場しないが、公式資料設定では冴耶についての説明やコメントをしており、その口調から男性と思われる)
宇都宮ゆか
8番目の対戦相手を務める少女。
(メイン画像の左上の体操選手のような服を着た娘)
コスプレ好きなゲーマーであり、『麻雀も格闘ゲーム以上に得意ジャンル』と豪語。意外にも彼氏いない歴=年齢で、その理由は『格ゲーキャラが恋人』のため。
コンシューマ版について
セガサターン版・ネオジオCD版・3DO版・Nintendo Switch版・PC版が存在。
サターン版には、アーケード版ではあった『他のプレイヤーとの対戦』ができなくなっており、ゲームクリア(有紀に勝利してエンディングに到達)すると、ゲーム中でのグラフィックと音声を自由に閲覧及び視聴できるようになる。
ネオジオCD版はアーケード版そのままの移植といった内容で、こちらにもギャラリーモードが存在。
3DO版は『HYPER EDITION』のサブタイトルが付いているものの、他機種版と比べるとグラフィックの配色に差異が見られる。
Switch版ではUIを改めて一から作り直しており、レーティングの影響で乳首部分が白い線で隠されている。
PC版は『アイドル麻雀ファイナルロマンス2・R・4 Special』のタイトルで、他作品とともにカップリング移植。内容はSwitch版準拠だが白い線による規制は無し。PC版だけの特典として『所持ゴールドが999999Gでゲーム開始』という公式チートを使えるが、本作はゲームクリアまでの対戦相手が9人というのが災いして、難易度や考え無しに無駄遣いすると途中でゴールドが枯渇するので油断できない。
ゲーム中で対戦できる女性キャラたちには実は
『名前の頭文字を1つずつ取るとファイナルロマンスという文章になる』 |
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という要素があるはずだったのだが、『ン』から始まる名字がなかった(しかし厳密には実在する『ン』から始まる名字に「栂村(ンガムラ)」、「兼坂(ンネザカ)」、「馬越(ンマコシ)」、「篠崎(ンノザキ)」がある)ため却下されたという……その名残は対戦順を並び替えると以下の通り
キャラクター名 | 頭文字 |
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布川ミク | フカワ ミク |
浅倉麗奈 | アサクラ レイナ |
伊藤えみり | イトウ エミリ |
中条瞳 | ナカジョウ ヒトミ |
流川冴耶 | ルカワ サヤ |
池谷まりの | イケタニ マリノ(設定時は『ロクイナ マリノ』という名前だったらしい) |
槙原博美 | マキハラ ヒロミ |
宇都宮ゆか | ウツノミヤ ユカ |
須藤有紀 | スドウ ユキ |
もしもゆかの名字を妥協して『安藤(アンドウ)』みたいな二文字目に『ン』が入るもの、もしくは『ン』に似ている『ソ』から始まる『外村(ソトムラ)』のような物だったら『ファイナルロマンス』の文字が揃って成立していただけに実に惜しい……