通俗用語のカルト
宗教的崇拝。転じて、ある集団が示す熱烈な支持(goo辞書より)
「崇拝」、「礼拝」を意味するラテン語 Cultus から派生した言葉
元来は「儀礼・祭祀」などの宗教的活動を意味しており否定的・批判的なニュアンスは無かった。
1990年代前半までの日本では、特定のニッチジャンルに対して、あまりにも造詣が深すぎるオタクを指して使う言葉だったが(テレビ番組『カルトQ』など)、1995年にオウム真理教が起こした一連の事件以降は社会常識から外れた異常な崇敬を是とする危険な団体を指す言葉となった。
もともと上述の通り、本来は否定的な意味合いの無い言葉であったが、現在では極端な思想に凝り固まったり、リーダーなどを過度に崇拝する団体を指す用法が定着している。
定義が曖昧なため、カルトのレッテルを貼る等の混乱が見られたり、派生的な用法が多岐にわたって使用されており、境界線があいまいな言葉である。
『カルト』という名前の人物・キャラクター
架空のキャラクター
- 漫画『幽遊白書』に登場する、妖怪3人娘(小兎・樹里・瑠架)によるユニット
- 漫画『HUNTER×HUNTER』の登場人物。キルアの弟(?)→カルト=ゾルディック
- ソーシャルゲーム『夢王国と眠れる100人の王子様』の登場キャラクター。
- LSRPG『メルクストーリア』(メルスト)の登場人物。
実在する人物名
『カルト』という名前の作品
- カルト(映画)
- フジテレビが1991年から1993年にかけて放映したクイズ番組『カルトQ』。造詣の深いオタクを指して「カルト」と称し、フジ深夜黄金時代のひとつとしてカルト的人気を集めた。この番組では、絶対に「オタク」「マニア」の言葉を避けており(代用として使われたのが「フリーク」)、いろいろあった当時の時代を感じさせる。
関連イラスト
カルト(幽遊白書)
カルト(HUNTER×HUNTER)
外部リンク
関連タグ
オウム真理教 / 世界基督教統一神霊協会 / 法の華三法行 / ライフスペース/創価学会/幸福の科学/エホバの証人/パナウェーブ研究所 / 法輪功
類似語:邪教