プロフィール
概要
雛様(以下『雛』)は寿心水歌氏によるオリジナルキャラクターであるが、神楽さんのように本編ではなく外伝作品『巫女雛-桜花爛漫-』が初登場である。
魔王封印の為に戦った退魔の巫女の大半が『封印』や『子孫』という形で現代に復活しているが、雛は『転生』という形で記憶と人格を完全に引き継いでいる。
巫女なだけあって神社で働いているようだが、そちらは『みなも』という少女に任せきりのようで、前世からの目標である『伝説の和菓子職人』に追いつくべく修行を続けている。
そして和菓子屋を務めているだけあって和菓子を作るのが得意だが、パン屋をやることもまれにだがあるらしい。
心想記での雛様について
かつて魔王封印の為に戦った退魔の巫女である星の巫女の一人とされているが、それは成り行きでそうなっただけであり、本編開始前の心想記の時点では祭城の主である殿の妻であり姫であった。そしてお姫様なだけあって、他作品のこのお姫様のようにのじゃロリ系な喋り方で話す。
だが甘いものや和菓子は食べるのも好きで、作るのも得意な甘味屋を一人務めるという一面も持っており『伝説の和菓子職人』に負けないよう日々精進している。
一国の姫でありながら護衛も付けずに和菓子の武者修行をしており、『心想記』の序盤でも主人公である心の為にアイテムや装備品と一緒に自作の和菓子を売ってくれる。
そしてストーリーが進むと心は祭城の兵士からの依頼で祭城城主の妻である雛の捜索を頼まれるのだが、その雛は依頼で自分が捜索されていることを聞かされても最初は認めようとはしなかった。
しかし兵士から雛の手がかりである細かい情報や、心達に身代金目当てでの自分の誘拐を企んでいる者の手の者から守ってもらった事で、自分が祭城の姫であることを認め、兵士の許可や自分の夫である殿への挨拶を経て、心達のパーティに加わる。
戦闘では扇子を用いた舞から繰り出す風属性の魔法が主力。更に全体攻撃や状態異常・状態変化を伴うものが多く複数の敵を相手にするのに向いている。
殿(との)
本編開始前の時系列の作品である『心想記』で『祭城』の城主であり、雛様の恋人及び夫だった男性。雛様のように『転生』という形で現世に復活しているのだが、雛様と違って記憶は引き継いでいない一般人であるが雛様曰く『容姿と言動は殿そのもの』らしい。
桜が咲く花見の季節に桜祭りの場所取り要因で公園に来た所、同じく花見をしていたきのこちゃん達が自分の大好物である和菓子を美味しそうに食べるのを見ていた所を雛様に声をかけられたのが二人の現世での再会である。
だがエロ作品の男性キャラの宿命か性的な誘惑に弱い所があるようで、魔王の一人の誘惑に負けてしまい前世での恋人及び妻である雛の前でその魔王と浮気に等しい事を行ってしまったことが何度かある。