概要
語源は「童(わらわ)」。貴人に近づき奉仕する入れ墨をほどこされた女性・腰元(侍女)。近世では特に武家の女性が用いた。「童」は目の上に入れ墨をされ、重い袋を背負わされた奴隷の意味を表し、転じてわらべの意味をも表す。フィクションにおいては女王や女性貴族などが尊大な演出として使う場合がある。
二次元では
もっぱら上記の歴史的用法は希薄になっており、へりくだったニュアンスは消えている。
特に身分の高い女性、貴族、王族、あるいは長年生きている妖怪、妖狐、魔術師、怪異など
摩訶不思議な年長者の女性が一人称として使うことが見られている。
流行った原因は定かではないが、年代を考えるとオカメ姫やルト姫が流行の元なのだろうか?
艦これの初春にてブームに火がついた説もあるが、実はそれより昔からも存在はした二次元的用法である。
八重神子、仙狐さんなど狐に縁のある気がするのも特徴である。二人共純粋な狐ではなく妖狐タイプである。
一応原義を意識しているのか、和風的なキャラが用いる事が多い。
漢字では妾を使うのが一般的。
「わらわ」が一人称のキャラクター
アニメ・漫画など
- オカメ姫(おじゃる丸)
- ボア・ハンコック(ONEPIECE)
- ルミナス・バレンタイン(転生したらスライムだった件)
- スオリ(自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う)※依頼をする際は私を用いる。
- 緋扇かるら(ゆらぎ荘の幽奈さん)
- 花酒蕨(武装少女マキャヴェリズム)
- 自然王ナチュレ(新・光神話パルテナの鏡)
- レイファ・パドマ・クライン(逆転裁判6)
- 八乙女撫子(ビビッドアーミー)
- 初春(艦隊これくしょん)
- ミレンジョ姫(ヤットデタマン)
- ベルゼブブ(スライム倒して300年)
- 仙狐さん(世話やきキツネの仙狐さん)
- ネル(ドラゴン、家を買う。)
- 八重神子(原神)
- ミネルバ・オーランド(FAIRYTAIL)
- サラ・ダ・オディン(変人のサラダボウル)
- プリンセス・ルナ(マイリトルポニー)
- ドリアン王女(それいけ!アンパンマン)
- キシリカ・キシリス(無職転生)
特撮
ゲーム
- 多賀城(御城プロジェクト)
- ルト姫(時のオカリナ)
- ルージュ(ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド)
- ガラシャ(戦国無双シリーズ)
- 京極マリア(戦国BASARA4皇)
- 女天狗(DEADORALIVE)
- 麒麟(けものフレンズ) (けものフレンズ3)
- グレーテ姫 (ドラゴンクエストⅦ)
- ウルタ皇女 (ドラゴンクエストⅩ)
- はまぐり姫 (天外魔境Ⅱ)
- いろは宮静 (天外魔境Ⅱ)
- シャンネ (天外魔境Ⅲ)
- プリンプリン (デュエル・マスターズ_プレイス)
- ゴンババ (ペーパーマリオRPG)
その他
※他にも該当キャラクターがありましたら追記お願いします。
関連タグ
のじゃロリ:特に多く一人称として用いられる