「…負けるわけにはいかんのじゃ!全てはゼクウ様のため!わらわの力の全て、ぶつけてくれるわっ!」
概要
ゲーム『天外魔境III NAMIDA』の登場キャラクター。神鏡に封じられていた邪悪な存在「アミ」の一人。通り名は「魅惑のシャンネ」。
華美な着物に身を包んだ長身の美女で、その妖艶なる美貌で男を魅了し虜にする魔性の女。竜巻を自在に操ることができる。魅惑城の主を務める。水源を独占して砂河を砂嵐で覆いつくしている。
砂嵐を操るアミだけあって風属性魔法を得意としているが、状態異常を引き起こす攻撃も得意としており、誘惑技によって大混乱(攻撃力が2倍になるが敵味方無作為に攻撃するバッドステータス)を誘発する非常に戦いづらい相手。代表的な技は単体からHPとMPを吸収する「恋奴隷の貢物」と、4ヒットする赤い竜巻を起こす風属性全体攻撃「血化粧の嵐」。
性格は冷酷非情で残忍で高慢。絶望していく人間を見るのに喜びを感じるサディスト。美しいものを好み、醜いものは許せないという、いわゆる唯美主義。
その趣向は彼女の住まう魅惑城にも顕著に表れており、仕掛けられた台座パズルを「アミが人間を見下す構図」にしなければ扉が開かれないなど、悪趣味な造りになっている。
また、人間の踊り子を「闇舞踊」「怪舞」という爬虫類姿の魔物に変えて親衛隊にしており、鋼鉄の純潔、灼熱の情欲という蛇が巻き付いたミイラのような魔物を城の警護役にしている。
彼女の正体は人間を優に超えるサイズの翼が生えた大蛇であり、魅惑城で彼女を撃破するとその御姿を垣間見ることができる。
人間状態の時と同じく全体風属性魔法を得意としているが、血の雨を降らせて毎ターンHP&MPダメージを与える「赤蛇血界」や、風属性全体攻撃の「情熱の砂嵐」、全体に防御力低下効果を付与する「毒沼の腐臭」など強力な固有技を持つ。体力が半分以下になると使用する、腹から子蛇をバラ撒いて数十回の固定ダメージを与えて来る全体攻撃「幾千の我が子」も警戒すべき技。
最も厄介なのは、単体を呑み込んで戦闘から除外してしまう「丸呑みオロチ」。捕食されたキャラクターは一定値以上の攻撃を与えなければ吐き出されず、早く吐き出させなければ呑まれていたターン分のHPを吸収されてしまう。最後の1人が呑み込まれた場合は次のターンですぐに吐き出されるが、最低でも体力の半分を吸収されてしまうので厄介。
イダテンから想いを寄せられているが、シャンネはゼクウに想いを寄せている。