プータロー状態の武士を表す浪人のカタカナ表記、もしくはモチーフとした何か。
武士道やフィクションによって、実像から離れ、理想化された武士を表す「サムライ」の言い換えとして使われる。
MARVELのローニン
複数の人物が「ローニン」を名乗って活動した。
- 初代:マヤ・ロペス / エコー
- 二代目:クリント・バートン / ホークアイ
- 三代目: アレクセイ・ショスタコフ / 初代レッド・ガーディアン
- 四代目: エリック・ブルックス / ブレイド
- 五代目: ブルズアイ
MCU
MARVELの実写化作品シリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース」では、『エンドゲーム』にて初登場した。
正体はクリント。
忍者のようなコスチュームを身にまとい、刀(鞘はなく、刃の部分が縮み、柄に収納できる)を武器に戦う。
エンドゲーム
『インフィニティ・ウォー』におけるサノスの指パッチンによって家族全員を失ったクリントは、その悔しさや無力感、そして怒りから、世界中のマフィアやヤクザなど、世界の半分の人が消えるという事態を経てなお悪事に手を染める者たちを粛清していた。
指パッチンから5年後、アベンジャーズはローニンの動向を把握し、その正体がクリントであることを推察していたが、世界の平和維持のためになかなか彼に接触することはできなかった。
しかし、消えた人々を取り戻せる可能性を見出したため、ナターシャ・ロマノフが東京のヤクザを襲撃しているローニン=クリントのもとへ行き、彼をアベンジャーズに引き戻した。
ホークアイ
『EG』の戦いにて崩壊したアベンジャーズ基地にてローニンのスーツは紛失され、クリントもローニンとして活動することはなかったが、ケイト・ビショップの母親の婚約者が参加している闇オークションに、発掘されたローニンのスーツが出品。
ケイトがこれを着てジャージマフィアと戦い、それが報道されたがために、クリントはスーツを取り戻すべく行動を起こす。
なお、ローニンは「闇社会を崩壊させかけた処刑人」として有名だが、その正体がクリントであるとは知られていない様子。
ケイトと会ったクリントだが、ケイトの家をジャージ・マフィアが襲撃して火事になり、戻ったときには消防士の一人にスーツがパクられていた。
消防士はリアルRPGのプレーヤーであり、クリントは彼の要望で仕方なく決闘の真似事をし、その代わりにスーツを返してもらった。