概要
オドントラビス属(ツヤクワガタ属)のクワガタムシの一種。フィリピンのルソン島やミンダナオ島などに生息する。
オドントラビス属のクワガタとしてはブルマイスターツヤクワガタに並ぶ最大級の種類であり、最大個体は100mmを越す。
全身は真っ黒で、体幅が広く、特に太い固体ではオオヒラタクワガタにも匹敵する迫力。
短歯型および中歯型(大アゴが中くらいの長さになる個体)では大アゴに内歯が見られるが、長歯型(大アゴが長い個体)では消失する。
同じく真っ黒なツヤクワガタであるダールマンツヤクワガタやその亜種であるインターメディアツヤクワガタとは体型や顎の形状の他にも体表の質感でも容易に見分けられる。(ダールマンやインターメディアは光沢がかるが本種はつや消し状である。)
闘争心が非常に強く、パラワンオオヒラタクワガタやスマトラオオヒラタクワガタなどのオオヒラタクワガタと並ぶクワガタ最強候補の一角とされる。
また、その気の荒さからアルケスオニツヤクワガタとも呼ばれる。
甲虫王者ムシキングでのアルケスツヤクワガタ
2006セカンド「パーフェクトキング」より登場。
つよさ160のスーパーアタックタイプ。必殺わざはチョキ技の「サイズ」。
肩書きは「革命の刃(やいば)」。
前述の通り現実では最強クラスとされる種だが、(スーパーアタックタイプのため攻撃力こそ最強クラスではあったものの)ゲームバランスの関係上か、強さは控えめに設定されている。
アダー完結編第5弾「最大最強セレクション」では「世界最大のツヤクワガタ」としてラインナップ入りした。
新甲虫王者ムシキングには2015 1st時点でシークレットとして登場、その後同年2ndにて正式登場。階級はSR。
必殺技の名前は旧作と同じだが、本作では旧作のドラゴンアタックを彷彿させる程に原型を留めていない大幅にアレンジが加えられている(新ムシキングではよくあることなので気にしてはいけない)。
なおテクニックの高さや技モーションの短さから、激闘6弾までにおいては周回プレイ時において重宝されることもあった。(超神化1弾以降は技が終わってからダメージが表記されるまでにやたらと長い間が追加されてしまっている)
激闘6弾にてSSRに覚醒する。肩書きは「冥界の魔刃(まじん)」、必殺技は「グリムリーパー」に変わる。
テクニック自体は140とSGRレギウスツヤクワガタの145に劣るものの、チョキ一色のお助け相性のおかげで火力そのものはレギウスを上回る。
…が、後に超神化4弾にてテクニック150、お助け相性がチョキ1色のマジンフォーム形態のSGRレギウスが登場し、数値火力共に最高火力からは退いてしまった。
超神化1弾では新レアリティ「GR」が登場。肩書きは「侵食するカオス」、必殺技は「カオスライブ」。紫色の紋章をまとう。また、超神化1弾に登場するGR甲虫では唯一ムシ採りでの捕獲が可能。
超神化1弾稼動開始直前に雑誌付録のプロモカードも登場したが、何故か筐体排出のものとおたすけ相性およびステータスが違う。