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50000形の編集履歴2021/12/17 16:46:19 版
編集内容:記事の書き直し。そもそも「はこね」「さがみ」運用が削減される。

50000形

ごまんがた

鉄道車両の形式のひとつ。ここでは小田急電鉄の特急型電車(ロマンスカー)について紹介。

国鉄貨車にコキ50000形(⇒コキ50000の記事を参照)などの例があるが、旅客用では小田急電鉄の例しかない。

概要

2005年3月19日デビュー。

それまでの最新形式であった30000形「EXE」では、それまでの「ロマンスカー」のイメージに合わず、「箱根の魅力向上と活性化」&「小田急ロマンスカーブランドの復権」を目的として登場した。"Vault Super Express"、略して「VSE」の愛称を持つ。

2006年に鉄道友の会からブルーリボン賞受賞。どことなく出っ歯に見える。

当形式はバリアフリー非対応の10000形HiSE」置き換えも兼ねて10連接の編成が2編成製造された。置き換えられた10000形2編成は編成短縮を行って長野電鉄へ移籍した(⇒ゆけむりの記事を参照)。

10000形HiSE以来の連接構造と前面展望席を採用する一方、1車両の長さを増やして11連接から10連接に変更された。空気バネによる車体傾斜方式も小田急初採用。

「箱根観光特急」として明確な差別化を図るため、車両運用は箱根特急に特化したものとした。「スーパーはこね」「はこね」メインで50000形限定の運用が組まれ、また70000形GSE」がデビューしてからは「前面展望席付き車両」で共通運用が組まれていた。

ホームウェイ」は片瀬江ノ島方面を中心に運用。

2022年3月のダイヤ改正では「はこね」「さがみ」運用を削減することになり、この結果(ロマンスカー現役車種の中で)連接車かつドア配置が特殊となっていた当形式のみが定期運用から外されることになった。

それ以降は当分の間臨時列車として使用し、2023年秋に退役予定。同車が置き換えたHiSE車2編成と同じ経年18年で引退と、ロマンスカーでは短命となった。

車内

  • 1号車と10号車には展望席が設置されている。
  • 3号車と8号車にはトイレとカウンタースペースが用意されており、その内、3号車には個室まで用意されている。
  • 車椅子対応出入口は8号車のみに設置されている。
  • それ以外の車両は座席のみの構成となっている。
50000形の編集履歴2021/12/17 16:46:19 版
編集内容:記事の書き直し。そもそも「はこね」「さがみ」運用が削減される。
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