曖昧さ回避
- 1977年に放送された『スパイダーマン』のテレビドラマ。
- 『スパイダーマン』の実写映画シリーズの1つ。本稿で解説。
2の概要
マーク・ウェブ監督による『スパイダーマン』の実写映画シリーズ。
全2作で通称「アメスパ」。
2011年公開予定だったサム・ライミ版『4』を製作中止にして一から作り直したシリーズであり、監督は『(500)日のサマー』で頭角を現した新進気鋭の作家マーク・ウェブ。
主演は、『ソーシャル・ネットワーク』で高評価を得た新人アンドリュー・ガーフィールド。
スパイディが陽気なキャラクターとなっている他、ウェブシューターを用いるようになっているなど、サム・ライミ版と比べ原作に近づいた。その一方、ピーターの父がオズコープ社の研究員として物語の根幹に関わっていたり、ノーマン・オズボーンがグリーンゴブリンになる前に死んだりと、大胆な新設定も導入されている。アンドリューが演じるピーターがかっこよすぎるという批判もある。
サム・ライミ版にこそわずかに届かないもののかなりのヒットを記録したが、『2』の北米での興行収入が2億ドル以下に留まった(全世界で見れば7億ドルは稼いでいたが)ことで、なんと2作で打ち切りとなった。後述の通り、ヴィランの単独スピンオフ映画の企画も華々しく立ち上げられていたが、これらもすべてキャンセルされた。
比較的サッパリと終わったサム・ライミ版『3』と違って未回収の伏線が満載のまま終わっているが、これらの回収がされる望みは非常に薄い。コミックなど別の媒体で展開が続けられることを期待するファンも多いが、今のところそういった情報もない。
シリーズ一覧
- アメイジング・スパイダーマン
- アメイジング・スパイダーマン2
単独映画として
2012年6月30日日本公開、同年7月3日全米公開。
メインヴィランはリザード。
ピーターがスパイダーマンになる経緯こそサム・ライミ版に近いものの、本作のメインヒロインであるグウェン・ステイシーとの恋愛模様が描かれている。
関連タグ
グスタフ・フィアーズ:『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのオリジナルキャラクター。
Earth-21205:マルチバースの1つであり、バッドエンドを迎えた『アメイジング・スパイダーマン』のIFとも言えるピーターが登場する世界。