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概要

スパイダーマン』で登場した巨大軍需企業。

設立者はグリーン・ゴブリンことノーマン・オズボーン

実写映画

サム・ライミ版

身体能力増強薬によるスーパーソルジャー計画の実現を目指していたが、ライバル企業であるクエスト社がスペーススーツで対抗してきた上にスポンサーである将軍がクエスト社の支援を優先する等、オズコープの存続が危うい状況であった。

中盤で別人格のグリーン・ゴブリンに乗っ取られたノーマンが密かにスポンサーとクエスト社を襲撃した事でオズコープの存続に成功するが、今度は重役達が無断で会社の売却を決意して社長であるノーマンに対して厄介払いと言わんばかりに解雇を告げたため、重役達もゴブリンに始末されてしまう。

『2』ではノーマンの息子ハリーが父の後を継いでおり、オットー・オクタヴィアスの核融合実験を支援していたが、デモンストレーションの当日に実験が失敗に終わって大損害を被ってしまう。

『3』の描写を見る限り、一応倒産は免れている模様。

マーク・ウェブ版

サム・ライミ版と同じくノーマンが社長である。

作中では、不祥事を隠蔽したり経営の妨げになる者を秘密裏に始末しようとしたりする等、サム・ライミ版と比べるとかなりブラックな一面が強調されている。

ピーター・パーカーの父リチャードカート・コナーズと共に蜘蛛の毒素を使った治療薬の開発を行なっており、研究所内で遺伝子組み換えの蜘蛛が飼育されていた。その副産物であるバイオケーブル(蜘蛛の糸)はのちにスパイダーマンのウェブシューターの材料となった。

ちなみにグウェン・ステイシーフェリシア・ハーディもオズコープに勤務している。

不治の病に侵されているノーマンの治療のために治療薬の開発を急いでいたが、その一方では外国の軍事会社と手を組んで生物兵器の研究を行おうとしており、それを知ったリチャードはオズコープに反旗を翻して姿を消してしまった。

社内にはスペシャルプロジェクトと名付けられた極秘の研究施設があり、そこには蜘蛛の毒素やヴィランの装備品が保管されている。

MCU

ノー・ウェイ・ホーム』にてMCU世界に転移したライミ版世界のノーマンによると「(この世界には)存在していない」らしい。「自宅には他人が住んでいた」とも発言していたが詳細は不明。

また、作中登場する「ある設備」の間取りは上記ウェブ版のスペシャルプロジェクト研究施設に似ており、セルフオマージュの可能性がある。

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