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概要編集

MARVEL作品、特に『スパイダーマン』のキャラクターで、ヴィランチーム「シニスター・シックス」の関係者。


作中では専ら「紳士(The Gentleman)」と呼ばれる。


小説版編集

2000年前後に発売されたアダム・トロイ・カストロによる三部作『Spider-Man: The Gathering of the Sinister Six』『Revenge of the Sinister Six』『Secret of the Sinister Six』が初出。


裏社会の大物で、自身の組織で二重スパイとして働いていたピーター・パーカー / スパイダーマンの両親が当時カナダの工作員だったローガン / ウルヴァリンを助けたことからピーターとの因縁が始まる。

スパイダーマンとなったピーターが、暗殺者「フィニッシャー(The Finisher)」としてアルバート・マリク / 二代目レッドスカルに仕えていた自分の兄弟であるカール・フィアーズを死なせたため彼を恨み、彼の最初の敵であるカメレオンと接触、さらに自身の部下であるピティ(Pity)、そしてドクター・オクトパスエレクトロミステリオヴァルチャーを加えて「シニスター・シックス」を結成。


自身と第二次大戦以前から因縁のあるジョージ・ウィリアムズや国内版S.H.I.E.L.D.のような諜報機関「S.A.F.E.(Strategic Action For Emergencies)」と組んだピーターに追われる中、その目的がマンハッタンのコンピューター内の全記録を消すことだと判明。これに気付いたオクトパスたちに反逆され、死亡した。


実写版編集

演:マイケル・マッシー、吹替:小島敏彦


映画『アメイジング・スパイダーマン』シリーズに登場。

コートと帽子で身を包んだ中年男性で、正体は不明。どこからともなく現れる描写も相まって不気味さを漂わせる。


1作目のラストシーンで初登場し、投獄されたカート・コナーズ / リザードと会話した。


2作目では投獄されたハリー・オズボーンと手を組み、オズコープの研究施設にあったを候補者に与え、このうち序盤で捕まったアレクセイ・シツェビッチがラストでライノとして登場した。


このように色々と暗躍しており、3作目ではメインヴィランとなる予定だったとの事であるが、シリーズ自体が打ち切りになってしまい、演者のマイケル・マッシーも2016年に逝去。

最後まで素性が明かされないまま退場してしまった。


コミック版編集

上記の小説がほぼ全て正史として採用され、2016年8月の『Civil War II: Kingpin #4』で逆輸入。

アメコミの常ではあるが生存しており、キングピンの協力者として活動している。


関連タグ編集

MARVEL スパイダーマン シニスター・シックス

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