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里見脩二の編集履歴

2022-01-16 18:21:17 バージョン

里見脩二

さとみしゅうじ

小説『白い巨塔』の登場人物。

概要

小説白い巨塔』の登場人物にして、同作の準主人公的な存在。


人物

大阪府大阪市出身。

登場時の肩書は国立浪速大学病院第一内科助教授。


主人公財前五郎とは同期で、互いを良く知る間柄である。

しかし性格は正反対で、権力名声への執着はなく、純粋に患者への貢献と自身の研究のために医者を務めてる高潔な人物。

財前とは意見が対立することが多かったが、内心では教授選や学会に忙殺される彼を誰よりも案じていた。


財前が医療ミスで死なせてしまった佐々木庸平の遺族との裁判では遺族側に立ち、二審での勝訴に貢献した。

直後に財前が倒れ、末期のであることを知ると、再び彼に寄り添うようになり、ついには最期を看取る役割も担った。


余談

  • 1978年ドラマ版では、ストーリーの進行につれて財前より里見の方が人気が出たため、財前役の田宮二郎が原作者の山崎豊子に不満を漏らしたというエピソードがある。

演じた俳優

田村高廣(1966年映画版)

根上淳(1967年NET版)

山本學(1978年フジテレビ版)

平田満(1990年テレビ朝日版)

江口洋介(2003年フジテレビ版)

松山ケンイチ(2019年テレビ朝日版)


関連項目

白い巨塔 財前五郎

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