元ネタの記事はこちら。→ルルイエ
概要
『ウルトラマントリガー』の主人公で植物学者のマナカ・ケンゴが育てている花。命名者はケンゴ本人。鉢には「No.3」とナンバリングされている。
移動の際は、わざわざ専用のケースに入れて持ち歩くほど大事にされている。
ケンゴがGUTS-SELECTに入隊後はナースデッセイ号の内部で育てられている。
どの地球の花にも似つかない、ピンク色の花が特徴。
かつてケンゴが新種として生み出した植物の中で、植物が育たない火星の土壌と環境に適応した唯一の一株だが、未だに蕾のまま開花せず、その時を待ち続けている。
第11話にてユザレの口から、「ルルイエ」は彼らの言葉で「希望」を意味することが明らかとなった。
余談
名前の元ネタが元ネタなだけに「それ絶対(普通の)植物じゃないよね?」と一部の視聴者は早くも不穏な予感を察しており、先輩の二の舞にならないか心配されている。
なお、育ての親であるケンゴは「スマイル」が口癖な上に『トリガー』の元に当たる『ウルトラマンティガ』には人々に多幸感を与える不吉な花が登場していたが…。
また、『ティガ』にはクトゥルフ神話の要素が取り入れられていた為、そちらの方面でも不安視されている。火星で植物というと御誂え向きの邪神が存在している為である。
上述の11話で「ルルイエの意味が希望」と判明した際、『ティガ』を知る視聴者からは驚きの声が少なからず上がったが、遺跡としてのルルイエには闇だけで無く光もまた眠っており、「劇場版クライマックスで起こした奇跡こそ、ルルイエの真実」と見る事も可能かもしれない。
いずれにせよ、花開くとき如何なる事が起きるのか注目される。
最終回で、エタニティコアの暴走を鎮めるために出立するケンゴを見送るかのように突然開花。
最後の最後でようやく開花した訳だが、このタイミングではもうカルミラとの決着も着いた後であり、咲いたからといってエタニティコアの暴走に干渉することもなく、結局ルルイエは一度たりとも戦いに関係することも無く、怪獣にもアイテムにもなることなく、本当にただの観葉植物のまま、話は終わってしまった(劇場版でどうなっているかは不明。だがこの開花と、劇場版での事象との関連性がなければ、文字通りルルイエは、ただ品種改良されただけの観葉植物だったことになる)。
ケンゴが愛着を持って育て上げ、また上記の通りかなり意味深な名前だったが、結局劇中ただの鉢植え同然の扱いでストーリーに深く関わるような存在ではなかったため、視聴者の中にはこの思いがけない展開に肩透かしを喰らってしまったという意見も少なくない。
一応フォローしておくと、最後の最後に開花して、ナースデッセイ号のメンバーを笑顔にしているため、ここでケンゴの夢を全て叶えてはおり、作中言われているように「かなり良いタイミング」で咲いたことは事実である。そのためこのラストに感動している視聴者もいる。
なお、ラストシーンでは、ケンゴが不在となった後、彼が持ち込んできた他の植物共々、残されたGUTS-SELECTのメンバーが世話をしている様子が描かれている。
ケンゴが帰ってくるまでの間、彼らを見守ってくれている様子である。