概要
初代サムライスピリッツ(侍魂)から登場している(斬紅郎無双剣と閃以外の3Dシリーズには登場していない)元祖サムスピ女性キャラのひとり。
初代や真サムライスピリッツでは上記左上のイラストのようなロングヘアーだが、他作品では上記右上のイラストのようなセミロングが多い。
これは、真サムライスピリッツのエンディング時に、覇王丸へセルフ失恋して、自らのレイピアで後ろ髪を切り落としたエピソードに由来すると考えられる。
声優は主に生駒治美さんが演じていた。
新作のサムライスピリッツ2019では容姿がかなり変わっていて、髪型をポニーテールにしている。流石に生駒治美さんでは厳しかったのか、声優はKOF ALLSTARで演じた土師亜文さんに変更されている。しかもフランス語が得意なようで発音が今までよりも綺麗になっている。
武器と装備品
武器はレイピアだが、片手とそれ一本で相手と鍔迫り合いを演じたり、それで相手を真っ二つにする。
軽いとはいえ鎧を装備しているにも関わらず軽快に動くなど、体力や腕力の面では非常に高いのではないかといわれている。
性能
リーチと判定に優れ、かつ隙の少ない技が揃う中距離特化キャラ。
小・中斬りはレイピアの籠手部分や突きで牽制し、大斬りはレイピアを三角形の軌道で振る。
単発火力は控えめだが非常に安定した戦い方ができ、初心者にも使いやすい。反面、立ち回りがワンパターンになりやすいという側面も持つ。
特に初代サムライスピリッツでは、判定のクソ強いジャンプ大斬りを繰り返して相手を封殺する
「サルロット」が蔓延した。…ジャンプ攻撃が強い女剣士…別作品にも居たなぁ…。
ちなみにナコルル・リムルルが天草降臨の断末奥義対象外だった(断末奥義を確実に発生させるコマンドを入力しても通常速度で吹っ飛び、断末奥義に移行しない)のに対し、女性キャラクターでは彼女だけ断末奥義が通る。…不憫。
トリビア
- 本名シャルロット・クリスティーヌ・ド・コルデ(Charlotte Christine de Colde)。
- 1761年2月4日生まれ、初代サムライスピリッツ時点で27歳。
- 72in./105lbs.(182.8cm/47.6kg)、いわゆる「サイズ」は86-55-89。
- フランス貴族の令嬢で、『真』ではドレス姿を披露している。
- 元ネタはおそらく同時代の実在人物である「暗殺の天使」ことマリーアンヌ・シャルロット・コルデ・ダルモンであると思われる。もっともキャラクター像はどちらかと言えば『ベルサイユのばら』のオスカルに近い。
- 作中で覇王丸に仄かに思いを寄せているような描写が見て取れる。この関連か、アニメ『サムライスピリッツ・破天降魔の章』ではヒロイン扱いであった。
- 露出の多い昨今の格ゲーにおいても極めて珍しい、露出の少ない女性キャラ。ただ、そのあたりはスタッフのこだわりと需要のバランスに悩んでいたフシも散見され、スカートにスリットが入っていたり無かったりと安定してない。ちなみにスリットが入ってないと、特定の技でしか下半身の肌の露出を拝めない。