「この野郎!勝手にしやがれ!」
概要
RKN.002
ロックマンワールド3にて初登場したロボット。ロックマンキラー二号機である。
名前の由来は音楽ジャンルの「パンク」から。
性格は正々堂々とした武人肌だが、全身にトゲや重装甲をあしらった凶悪なデザインのせいで誤解を受けやすい。
主な武器は回転ノコギリ状のエネルギー弾「スクリュークラッシャー」。
戦闘ではこれを投げて攻撃してくる他、自身も回転ノコギリの姿に変形して突進してくる。
しかしその攻撃力はかなり高く、スクリュークラッシャーでもかなりの高いダメージを受ける上に、回転ノコギリ化して突進してくる攻撃は体力をかなり持っていかれるだけでなく、さらに早いため見分けるのは難しいため多くのプレイヤーをゲームオーバーにしてきたであろう強敵である。
ロックマンワールド3が難しい要因の一つがおそらくこいつであろう。
ロックマンワールド5では最終ステージのボスラッシュにおいて再登場し、回転突撃の速度が遅くなっており、かわしやすくなっている。
ロックマン10ではDLC専用の追加ボスとして登場する。攻撃パターンは変わっていないが、スクリュークラッシャーの発射する速度や変形した際の突進攻撃の速度が上がって強化されている。ステージBGMは『ロックマンワールド3』での彼の登場シーンのBGMがモチーフに使用されている。
獲得武器
スクリュークラッシャー
少し高めの短い放物線を描く回転ノコギリを放つ。
射程距離は短いが消費エネルギーが少ないので連発が効き、威力も高い。弾の軌道の特性から、上方にいる敵にも対応ができる。
10ではバラードの弱点となっている。
ロックマン&フォルテ CDデータ
067 パンク/RKN002 PUNK
ロックマンキラー第2号。自分の強さを信じており、正々堂々とした戦いを好む。
「この野郎!勝手にしやがれ!」
- 長所:我が道を行く
- 短所:誤解を受けやすい
- 好き:アクセサリー
- 嫌い:PTA
パンクの謎
後半の4ボスを倒した後に転送装置から出たロックマンはシャッター通路の先でワイリーと鉢合わせするが、突如背後の床からパンクが掘削して登場。その隙にワイリーは逃げ出してしまい再び掘った穴に消えたパンクを追って入って行くとパンクが掘ったと思われるボス部屋に到達。ところがパンクは何故かロックマンの反対側天井から掘削して登場する。…お前、部屋作った後何処に行ってたんだ?
概要(ロックマンエグゼ)
CV:伊藤栄次
ロックマンエグゼ3(BLACKバージョン)にて、名人の第二のナビとして登場。
トゲトゲしい見た目はオリジナルと共通しているが、腕を分銅のような形状にして伸ばして攻撃することができる。
戦闘では肩の盾に閉じ籠ってトゲトゲボール姿に変形して突撃する「マッドローラー」と「ウェイブマッドローラー」、前方からの攻撃を盾で防御しつつ腕を伸ばして相手を背後から攻撃する「シールド&チェーン」、肩の盾を投げつける「ダブルゴーラウンド」を使用してくる。
また、彼のナビチップは戦闘に勝利してもゲットできず、過去に開催されていたイベント配信でしか手に入れられない。
腕を伸ばす能力は漫画やアニメでは相手を拘束する技としても使用される。
漫画版でも名人のナビとして登場。「○○だずぇ〜〜!」といった口調で、テンションが高い。
作中で初めてロックマンとネットバトルをした時は、わざと弱い素振りを見せては「せめてサイトスタイルで倒してくれ」と懇願。それを聞き入れたロックマンがサイトスタイルに変身しようとした隙を狙って不意打ちを行う。サイトスタイルになる際に無防備になってしまう隙をつかれ、自身の腕をロックマンにクロスフュージョンした熱斗の首に巻き付ける。そのまま「マッドローラー」を発動。熱斗は自身の首を拘束しているパンクが回転することで、一瞬上空へ大きく振り回される。そのままパンクの側に引き寄せられ、回転しているパンクの全身のトゲに身体を引き裂かれ、最終的に熱斗はパンクに股裂をされているような姿勢で固定され、容赦無く回転するパンクのトゲに全身を責め立てられ、苦しめられた。敵への甘さやネットバトラーとしてはまだ未熟さが残る熱斗とロックマンに名人と共に厳しい指導を施した。
アニメ版では熱斗の世界のパンクは登場せず、「BEAST」にてファルザー陣営のナビとしてゾアノパンクが登場。
名人の恩師の娘である蒼木真琴が開発しているコピーロイドを狙い、彼女の元にプログラムのメールを送ってコピーロイドを完成させる。
早速コピーロイドで実体化して真琴を拘束して町中を暴れ回り、彼女に他のコピーロイドの完成させるように脅す。
コピーロイドが完成したことで用済みとして真琴を始末しようとしたが、名人に阻まれ、CFロックマンとCFブルースと戦う事になる。
鳥を思わせる姿に獣化するも、CFロックマン達の猛攻にコピーロイドのボディが耐えられず左腕を失った上に、CFブルースに空高く吹き飛ばされ、CFロックマンのプログラムアドバンス「ハイパーバースト」でデリートされた。
だが、彼の暗躍によりファルザー軍にコピーロイドの生成技術が行き渡り、後にゾアノフレイムマン事件でグレイガ軍にもコピーロイドが行き渡ってしまう。これにより、ゾアノロイドが現実世界で活動できるようになり、戦闘が激化することになった。
なお、同じロックマンキラーであるバラードとエンカーはナビにすらならなかった。何故だァッ!
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・名人のナビ