永井豪の漫画「バイオレンスジャック」に登場するキャラクター。
魔王スラムキングに背いた罰により、四肢を関節から切断され家畜に貶められた人間のこと。
かつてはスラムキングの店で働いていたボーイとウェイトレスだった。
互いを強く思っていたが、美樹がスラムキングの愛人・スラムクイーンの一人にされそうになった為に脱走。しかし捕らえられ、見せしめとして人犬にされてしまった。
全裸のまま犬のように鎖でつながれ生活し、女の美樹は強姦や獣姦を強いられ、男の了は闘犬に噛まれ、スラムキングに八つ当たりで殴られる等の虐待を受け続ける。
自殺できないように舌を切り落とされているため喋ることはできないが、腕に着けられた金属のパーツをトントンと鳴らすことで、意思の疎通を成立させている。
飛鳥了と牧村美樹という人気キャラクターがこのような酷い姿で登場するため、多くの読者にトラウマを残すことになった。しかし彼らが人犬に貶められ登場するのは、最終的にきちんと意味をもつことになる。
全編を通じて凄惨な本編ではあるが、特に「デビルマン」読者は是非結末まで読んでいただきたい。
ちなみに永井は、終盤に了がバイオレンスジャックに対しとることになる「ある行動」を描きたくて描きたくて「いつになったら描けるんだろう」と何年も苦しんだそうである。
その他の人犬
「バイオレンスジャック」とは関係なく、手足を切り落とした人物などを描いたイラストにも
このタグが付けられているが、ほとんどの作品はR-18G指定である。
関連タグ
ヒトイヌ - カタカナ表記だとpixiv内では手足を折りたたんで拘束され、肘と膝で歩かされるといったSM的なニュアンスが強くなる