概要
手足を拘束、もしくは切断して、四つん這いの状態ですごさせる拷問およびSMプレイ、またはその状態にされた人のことを指す。
解説
元は清朝の刑罰で四肢切断した後、木を継ぎ足して動物のように過ごさせるものであるが、日本の同人サークルがボンデージ風イラストで発表した所、インターネットの普及に伴ってこの表現(プレイ)の知名度も上がっていった。
漢字表記で人犬(ひといぬ)だとpixiv内では拘束よりも、四肢切断というニュアンスが強くなる。(前出の刑罰のイメージに近い)。
さらに少数派であるが、いわゆる人面犬や擬犬化といった趣の作品もカタカナ表記・漢字表記問わず稀にヒットする事がある。
近年ではヤングアニマルで連載されている「ナナとカオル」内でもヒトイヌプレイが掲載された。
様式は大きく分けて次の通りである。
四肢切断型
人犬表記でヒットしやすいタイプ。対象の手足を肘および膝で切断し、物理的に四足歩行にさせる。残酷な手法であること、そこら中血まみれになることから、R-18Gになりやすい。このタグがなくとも、リョナ系のイラストには四肢切断が出てくることが多いため、似たような描写が出てくることがある。
四肢拘束型
日本ではこちらが最もよく知られている。手首と肩、足首と股関節をくっつけるように四肢を折り畳み、そのまま拘束する。遠目だと肩と腰から指が生えているような外見になる。縄や枷で縛り上げるタイプと、アームバインダーのような袋で拘束するタイプがあるが、どちらも外見はほぼ同様になる。
その他
手首と足首を鎖や縄で繋いだ、縮こまったような外見のものや、脚だけ折り畳み拘束するタイプなどがわずかに見られる。四つん這いで拘束してすごさせるという意味ではほぼ目的は同じだが、これらはあまり一般的ではない。
注意点
このプレイ、「拷問」とも表現したように、肘および膝という本来は接地面ではない関節に全体重をかけさせる、筋肉の可動域ギリギリまで四肢を折り畳み拘束するため手足の血流が急速に悪くなる等、被験者の体に相当な無理と負担を強いる姿にさせるため、現実で実際にやる場合は短時間で済ませよう。(逆に、この要素は創作で活かせる。R-18やR-18Gで描きたい場合はぜひ参考にしてほしい)
また、このプレイは奴隷扱いがセットになることが多いため、普通の拘束と少し扱いが異なる場合もある。そもそもSMプレイとも関連性がない「人面犬」「擬犬化」などとの住み分けのため、全部ごちゃ混ぜにして使わないようにしよう。