演:津村鷹志
概説
情報分析と新兵器開発を担当する。
その技術力は高く、改造ベムスター戦ではウルトラマンジャックのウルトラブレスレットと同等の威力を持つ電動ノコギリなどを開発している。
また宇宙生物にも詳しく、ヘルツの細胞組織を分析にかけ、宇宙のどこからやってきたか特定しようとしたこともあった。
性格
飄々とした性格。
イデ隊員などと同じく、科学者と隊内のムードメーカーという2つの顔を両立させている。実家では長男であるため長男の気持ちはよく分かると自負するが、それに留まらぬ人情家であり目下の者の扱いは総じてうまく、光太郎を指揮したり兄弟喧嘩中の兄を諭すなどゲストキャラクターを説得し事件解決の鍵となることもあった。余談ながら、東光太郎とは第1話以来徹底的に相性が悪い模様で、組むと必ずと言っていいほどひどい目に遭う(第49話では興奮剤に中毒させられてしまっている。下手をしたら死にかねない。ただし光太郎のほうがひどい目に遭うケースもままある。最終回などはその典型である)。ひどい目に遭っている状態で放置されることもよくある。
席次など
第1話では朝比奈隊長、荒垣副隊長と同じ機に搭乗しており、科学者という立ち位置から極東支部内ではおそらく一般隊員の首席、荒垣副隊長の次席、南原隊員、森山隊員の上席にあると思われる。荒垣副隊長、南原隊員とはしばしばコンビを組む。第44話など光太郎を指揮下に収めて出動し、指示を与えて別行動させることもある。
能力など
戦闘機、地底戦車ペルミダーII世、戦闘車両ウルフ777、ラビットパンダのいずれも操縦が可能。
またロードラ戦など重火器や放水銃を手に怪獣に立ち向かったこと(特にロードラ戦では志願して放水銃を受け取っている)、バードン戦では猛火に包まれたウルフ777の中から白鳥健一を助け出すなど最前線での活躍も複数回描写され、メモール戦では戦闘機撃墜・脱出直後に単独突撃、射撃戦に移行したこともあり、ZATの定期体力テスト制度、マシュラ戦でキノコ人間化した際に格闘技を使用していることも考慮すると戦闘能力は高いと思われる。しかしマシュラ戦など毒にやられたり、ペルミダーに搭乗しトンダイルの体に突き刺さった際には半ば気絶するなどの描写もあり、超人的人物というわけではない。
ガンザ戦、トンダイル戦では任務中に釣りを始める、ヘルツ戦では無謀な行動をとる光太郎をのんびりと見守るなど余裕ある振る舞いも見せるが、一般人に「あんたがウルトラマンタロウかい」と問われた時など予想もしない事態には狼狽し、無茶な作戦には驚きと常識人の本質をあらわにしている。科学力の高さはウルトラブレスレットと同等の切れ味を誇るノコギリを開発できる、宇宙生物の細胞から出身星系を特定できるなど折り紙つきである。
その他
海釣り・川釣り問わず釣りを趣味とする。このほかにもクラシック音楽やスケート、水泳など複数の趣味がある模様。
余談
企画書では光太郎のライバル的存在として設定されていた。