この俺が大将を務める以上、敗北はあり得ない
プロフィール
所属団体 | 煉獄 |
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身長 | 180cm |
体重 | 84kg |
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
異名 | マニラの怪物 双王 キング |
概要
裏格闘技団体「煉獄」所属の格闘家。
「最強闘士決定戦」の覇者で、『キング』または『マニラの怪物』の異名を持つ「双王」の一角。拳願会基準でも最強クラスと見られ、若かりし頃の黒木が仕留めきれなかった経緯があり、その身のこなしは別次元。十鬼蛇王馬から「人の形をした怪物」と評されるほど別格の強さを持つ。
冷静で威厳ある佇まいを崩さないため、仲間であれば頼れるリーダー、大黒柱として心強い。また、様々な格闘技の造詣も深く、試合の解説も的確で、表面的な残酷さに囚われずに技の分析する観察力と洞察力を併せ持つ。
そんな彼の数少ない人間臭い特徴として、弓ヶ浜ヒカルが(極悪人や快楽殺人者などの危険人物が現れてもそれ以上に)嫌いなこと。とにかく彼に関わる発言は全てが辛辣で、赫からも指摘されている。
また、単なる堅物というわけでもなく劉東成がナイダン・ムンフバトの死の動揺から席を外していたが戻ってきた彼に「リムザーバーとしてキム・チャンギが控えている」と声を掛けた際、キムという名前の煉獄闘士が複数存在してる上に本人の影の薄さからその場の全員(元から知らない赫は除く)が誰もキム・チャンギの顔を思い出せない中、言い出しっぺの自分もキム・チャンギが誰か思い出せないというコントのような事態を生んだ。
戦闘スタイル
流儀はシラット。肩甲骨を使ったモーションが少なく最短距離で放つ高速の打撃を基本に、あらゆる技や局面に対応してくる臨機応変さが最大の持ち味。更に関節の脱力なども習得しており、タフさも兼ねている。得意な間合いは超至近距離戦であり、自分より体格の大きい対戦相手の懐に躊躇なく飛び込んで痛打を叩き込む。また、加納アギト、黒木玄斎、カーロス・メデル同様相手の気の起こりから相手の挙動を見切れる先の先の領域に至っている。
作中の他の強者の様な特異体質やそれに似た特技を持たない代わりに、全ての能力が高水準という「究極の万能型」。
スタイルは派手さはない、を通り越して地味過ぎるくらい地味。かと言ってどれほど追い詰めようが油断も隙もなく、逆に追い詰められようが焦りや狂気に呑まれる事もなくクレバーにボコってくるほど堅実で、ロロンのペースを崩すのは困難を極める。
必殺技は不可視の肘、要するに相手の意識の外から繰り出される肘打ちだが、ロロンのそれは刃物の如く肉を裂く威力である為、文字通りの必殺技になりうる。
余談
名前の由来はフィリピン系ボクサーのドネア選手とフィリピンで発見された世界最大ワニ『ロロン』から採られていると思われる。