我、求道者なり
プロフィール
身長 | 208センチメートル |
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体重 | 214キログラム |
年齢 | 45歳 |
誕生日 | 5月12日 |
スポーツ経験 | ラグビー |
通名 | 『破壊獣』 |
概要
ケンガンオメガの登場人物。ニュージーランド出身。全身に彫られた入れ墨と頭頂部でまとめた木のような毛髪が特徴的な大男。
かつて万の軍勢を率いて戦った男、ジョナ・ムドーの子孫であり、その遺伝子と武術を受け継いでいるが、先祖を深く敬う父兄とは対照的に、彼自身に先祖を敬う心は欠片もなく、受け継がれてきた技術そのものは誇りとしつつも、戦いそのものを放棄したムドー家の在り様にも不満があり、兄が止めるのも厭わず、身に着けた技術を遺憾なく発揮できる裏の世界へと足を踏み込む。
中国の裏格闘技団体『英雄故事』にて無差別級のチャンピオンに君臨していたが、豊田出光により当時『英雄故事』のミドル級チャンピオンであった隼と共に煉獄へ引き抜かれた経歴を持つ。なお、この際に無差別級とミドル級のチャンピオンを引き抜いた関係で、豊田は中国マフィアと揉め事を起こすこととなった。
活躍
拳願会と煉獄との対抗戦では第三仕合にて登場。対戦相手はユリウス・ラインホルト。対抗戦における超重量級同士の対決となった。初手は互いの拳同士を衝突させた結果、先攻を得、ユリウスの頭部に一撃を打ち込む。右、左、双手と連撃を見舞うが、右での一撃を放った際、手首を取られてしまい動けなくなったところを「小蠅」と一蹴され、腹部に一撃を喰らう。
しかし衝突の寸前、腹部の脱力により衝撃を緩和させ、ダメージを軽減。その隙を突き、再びユリウスを一方的に攻め立てる最中、再び反撃を受けたものの、今度は衝突の寸前に相手の力の流れを変え、そのまま相手の力を乗せる一撃、「呼吸する山」を放つ。
これによりダウンしたユリウスを「戦士ではない」と蔑み、8カウントで立ち上がった彼に「最後まで戦え」と挑発。ユリウスの一撃を捌き、地面に引き倒すと、反撃も意に介さず鉄槌を頭部に打ち込み続ける。
一度は怪力により身体を持ち上げられるが再び潰し、一方的な展開に持ち込みかけたが、腹部にユリウスの拳を当たられた瞬間、空中に吹き飛ばされる。
彼の力を剛力と認めつつ、自身には届かないとして立ち上がったが、不意に吐血。分散させた筈のダメージが残留していたことを訝しむが、それがただの攻撃ではなくユリウスの綿密な筋肉操作によって起きた現象とすぐに看破。
若槻武士やムテバ・ギゼンガすら賞賛する程のユリウスの筋肉操作だったが、トアは小技と一蹴。再び受けの構えを取るが、それを見たロロンからは悪手と告げられる。
ユリウスの攻撃に対し「呼吸する山」の発動を試みるが、衝突の寸前、ユリウスが収縮させていた筋肉を解放したことで、受けそのものを衝撃で弾かれてしまう。結果、衝撃を流すことも利用することもできず、無防備なまま脳天へ一撃を喰らう。
頭部がステージへ減り込むほどの一撃を受けた結果、10カウント内に立ち上がることができず、ノックアウト。高い自尊心が祟り、煉獄初の敗北となった。
戦闘技術
- 水(ワイ)
ムドー家に伝わる伝統武術の一つ。全身を弛緩させることで、衝撃を散らす技。二虎流・水天の型と酷似してはいるが、あくまで別物。
- 風(ハウ)
『水』と同じく、ムドー家に伝わる伝統武術の一つ。攻撃の方向を曲げて受け流す技。これも『水』同様に二虎流・操流の型と酷似しているが、あくまで別物。
- 呼吸する山(マウンガマナワ)
『水』・『風』の複合技。受けた攻撃に自身の力を加え、相手へと返す交差法。