ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ウエストウッディの編集履歴

2022-03-22 03:03:46 バージョン

ウエストウッディ

くわがたのおうじゃ

インド〜ミャンマーに生息するクワガタの一種。和名は「ウエストウッディオオシカクワガタ」「ウエストウッドオオシカクワガタ」及び「オオシカクワガタ」。

概要

インド北部〜中国国境付近に生息する、野外で最大97.1mmの個体が確認されている大型のクワガタの一種。

標準和名はウエストウッディオオシカクワガタ及びウエストウッドオオシカクワガタ。また、図鑑などではオオシカクワガタという和名が使われることが多い。当記事ではpixivのタグで使われている通称を使用している。

学名はRhaetus westwoodi

シカクワガタと付いているがシカクワガタ属(Rhaetulus)ではなく一属一種のオオシカクワガタ属(Rhaetus)に属している。


標高1500m以上の山岳地帯で得られ、珍品とされる。

また、ミャンマー〜中国雲南省にかけて亜種カズミアエ(ssp.kazumiae)が生息。

原名亜種よりも一回り小さく、2021年現在飼育野外ともに最大でも80㎜台後半(野外最大82.4mm・飼育最大89.0mm)のものしか確認されていない。


クワガタの王様、クワガタの最高峰と呼ばれ、昆虫業界ではカブトムシのヘラクレスオオカブトと人気を二分し、20万円弱〜数十万円で取引されている。ヘラクレスの血統ものの個体が同程度の価格で取引されるため、まさしく業界トップの君臨する知名度、人気を誇っていることが窺える。



フタマタクワガタやシカクワガタと同じ材(朽木)に産卵するタイプのクワガタのため飼育にはベトナム材砂埋め霊芝材など質の良い産卵材が不可欠。

幼虫期間は小型個体は1年、大型個体は2年。羽化後約1年休眠する。つまり幼虫が生まれてから産卵できるようになるまで計最長3年かかる。このことも価値に拍車をかけている。

♂は最大100㎜を超える個体が野外で確認されているとの噂があるが、そのような個体には一体どれだけの値が付くのだろうか…


ちなみにヘラクレスと何かと比較されがちなギラファノコギリクワガタは最大亜種のケイスケ亜種で数千円、最も貴重なニルギリ亜種ですら数万円のため本種の足元にも及ばない。これはギラファがインドネシア等で大量に採集、輸入されてくることや、甲虫王者ムシキングなどのエンターテイメント作品により一般知名度が高まった種であり外国産カブトムシクワガタの輸入解禁当初は業界的な需要があまり無かったためと思われる。


ただしギラファのケイスケ亜種でも115mmを超える特大サイズでは数万〜10万弱もの値が付くことがある。

飼育(繁殖)ではこちらの方がハードルが低く、大型個体を量産できればコスパ的にはギラファの方が安く済んだりする。

また、同様のことはパラワンオオヒラタクワガタマンディブラリスフタマタクワガタといった同格の大型クワガタにも言えると思われる。


真のクワガタの王者はどいつだ!?


メディアでの扱い

新甲虫王者ムシキング

最初期の2015ファーストより「オオシカクワガタ」の名で登場。また「Vガジェ&カードセット水」封入。

旧作未参戦の甲虫としては初の新規参戦となった。

肩書きは「高層の支配者」、階級はSR。必殺技はチョキ、「オオシカスクリュー」。性格はディフェンス。


グラフィックのモデルになっているのは亜種カズミアエと思われるが、技術的な問題かあまり実物に似ていない。


激闘1弾以降は「ウエストウッドオオシカクワガタ」に名義が変更されるほか、同弾イベントでSSRに覚醒する。

覚醒後の肩書きは「ヒマラヤの覇王」、必殺技は「アヴァランチスクリュー」。


こむしちゃんのかんづめ

24弾にてウエストウッディクワガタという名称で登場。塗装無し(黒)と金メッキ、銀メッキカラーのものが収録された。


関連項目

クワガタ/クワガタムシ

新甲虫王者ムシキング

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました