曖昧さ回避
『ドラゴンボール』の主人公。
実の両親であるバーダックとギネが次男に付けた本来の名前。「孫悟空」は地球での養父・孫悟飯(じいちゃん)が命名したもの。
サイヤ人であることが判明してからも、基本的に彼の周囲の人間は地球名で呼んでいる(多くは「悟空」、アニメ版のピッコロは「孫」)。
唯一ベジータだけは、自身がサイヤ人の王子であるというプライドからか、他の人間に対する他人称以外では基本的にこの名前で呼んでいる。
悟空本人はサイヤ人編まではサイヤ人への印象が最悪だった事もあり「自分は地球で育った孫悟空だ!」とカカロット呼ばわりされる事を嫌がっていたが、
ナメック星編以降は自身がサイヤ人である事を認めた事や、ベジータとの関係が敵から良きライバルへと変化した事もあり
カカロットと呼ばれる事を気にしている様子はなく、またベジータに急に呼ばれてもすぐに反応できる。
後述するマッコウクジラの英名のひとつと同音だが、悟空の「カカロット」の名はサイヤ人の命名法則からしてニンジンの英語訳(Carrot)のもじりが由来と思われる。もしくは西遊記における斉天大聖の生まれ故郷である花果山だろうか?(Lotには一山という意味があり、カカと組み合わせるとカカロットとなる)
ちなみに悟天は当初この悟空の本名でもある『カカロット』を知らず、ブロリーが自分を見て「カカロット…」と憎しみを帯びた目で睨みつけてきた時も「僕そんなもん食べたことない!」と、知らない食べ物か何かの様に勘違いしている。
フリーザ編では、ベジータが呟いた「カカロット」という名を耳にしたフリーザは、すぐさま「カカロット……!? その名前は……サイヤ人か!!」と、即座に悟空の出自に気づいた。ひょっとしたら「カカロット」というのは、サイヤ人の間では一般的な名なのかもしれない。
マッコウクジラ(トリビア)
ちなみに、カカロットという名前の競争馬とマッコウクジラという名前の競争馬が同世代にいるらしい。どちらも由来はマッコウクジラ。
関連イラスト
↓ブロリー映画ネタバレ注意。