概要
シンセサイザーを多用して作られるダンス・ミュージック、ポップの一種。
80年代よりディスコやシンセポップなどをルーツにジャンルが形成されたが、元々は、ハイ・エナジー(Hi-NRG)と呼ばれていた。
4/4拍子の速いテンポ(BPMが120~160)の楽曲で、打ち込みで作られる。歌唱のない部分にシンセサイザーによる8小節のシンセリフが繰り返し流れる。
どの曲もテンポが近くてDJにとっては繋げやすく、ドライブミュージックとしても最適で、延々と流される事により、踊っている者やドライバーは高揚感を得られる。
イギリス、ドイツ、ベルギー、オランダ、スイス、イタリア、スペイン、アメリカ、カナダなど欧米諸国で盛んに製作されていたが、90年代以降から現在はほぼイタリアと日本でのみ制作されている。
特に、日本で作られたものをJ-EUROという(この中には、元々イタリアで制作された楽曲が日本のアーティストによって日本語カバーされたものも含んでいる。なお、日本のレーベルからリリースされた楽曲はイタリアに比べると非常に少ない)。
なお、平成中期以降の著名なユーロビート楽曲の大半は、イタリアを本拠地とするレーベルからリリースされたものであり、多くは「スーパーユーロビート」シリーズなどの日本のコンピレーションに収録されている。
関連イラスト
関連タグ
ミルク(ポップン) ツインビー…ポップンにおける「ユーロビート」というジャンルの曲を担当するキャラ。
ルカルカ★ナイトフィーバー…巡音ルカを使用した楽曲。
ユーロビート(とたけけの曲)…どうぶつの森に登場するとたけけの曲の一つ。