プロフィール
年齢 | 享年49歳 |
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身長 | 159cm |
趣味 | 不明 |
特技 | 不明 |
弱点 | 不明 |
CV | 伊藤美紀 |
人物
白龍達の実父であり夫である初代皇帝・練白徳、及び、白龍達の兄である白雄及び白蓮を暗殺して白徳の弟・紅徳を二代目皇帝とし、彼に乗り換えて煌帝国を裏から操っていた。
その正体はアル・サーメンの構成員であり、煌帝国の歪みの元凶たる存在。
白龍にとっては父と兄の仇であり、憎悪の対象。他の煌帝国の面々からは上記の男性遍歴を苦々しく思われてはいたが、「兄王様(紅炎)が三代目皇帝となるための後ろ盾」とも見られており、特に摩擦が生じることはなかった。
しかし、紅徳が奇病で変死したことで自身が三代目の皇帝として即位し、表舞台に立つことになる。
ここより、煌帝国の面々からは露骨に嫌悪されるようになる。また、彼女の正体を知らない白瑛も三代目皇帝に即位する前後の彼女の異様さを警戒しだした。
金属器等を所持しているかは不明だが、魔装した白龍を構えも取らずに一撃で返り討ちにするなど、その実力は未知数。
正体
その正体は、世界最初のマギ・アルマトランのマギの一人。
アルマトラン崩壊の根源であり、ソロモン王を裏切った「裏切りのマギ」張本人である。
この世界に来ても何らかの魔法で姿を変え、煌帝国皇太后の座に収まったと言われている。
「マギ」は一つの時代に三人までしか現れないと言うため、その法則に反しているように思えるが、おそらく彼女は「古い時代のマギがそのまま存在し続けていた」というイレギュラーな形のマギなのだろうと思われる。
実質上、世界の敵である
ただし、一応現在玉艶こそがアル・サーメン全体のボスである、という言及は慎重に避けられているようにみえる。
作者である大高忍自身からも煌帝国のババア呼ばわりされてしまっている。
すなわち作者から見ても敵なのである。
ここから先は重要なネタバレを含みます |
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アルマトランでの姿はかつてソロモンに仕え、3人のマギのうちの1人だったアルバ。
イル・イラーを「我らが父」と崇め、涙を流す様子はアルマトランでもアラジンたちの住む今の世界でも変わっていない。
しかし、25巻で堕転しベリアルの力を手に入れた白龍とジュダルに急襲される。
戦闘では強力な魔法で二人を追い詰めるも、ジュダルの[絶縁結界]で魔法を封じられ
煌の将軍[李青龍][周黒彪]が白龍に加勢したこともあり劣勢に立たされる。
だが、剣術においても秀でていた彼女は、白龍達を圧倒的な強さでねじ伏せ、イル・イラーを侮辱した青龍らの目や耳を削ぎ、「あのお方の声が、お姿が見えないバカ」と嘲笑う。
怒りに燃える白龍に強烈なディープキスをかまし、煽るように狂気の笑みを浮かべ、葬り去ろうとした。
がしかし、白龍の会心の一撃を受け深手を負い、逃亡を試みるものの、ジュダルに制止され、最期は首を落とされ、ルフを爆発させ落命した。
が、今わの際に彼女が見せた表情は、白龍が幼い頃慕っていた母親の顔だった。
今までの行動の記憶もなかったようであり、この瞬間[玉艶]という一人の女性に[アルバ]の意識が乗り移っていたことが判明した。
また後に本人の口から、白雄と白蓮を産んだ後に乗り移った事が明かされた。