概要
出身地 | 不明 |
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立場 | 煌帝国初代皇帝 |
没年 | 47歳 |
身長 | 180cm |
煌帝国の初代皇帝であり、練白雄、練白蓮、練白瑛、練白龍の実父。
練玉艶の夫で、二代目皇帝の練紅徳の兄。ちなみに弟の紅徳と違って妻は玉艶しかいなかった模様。
詳細な外見は不明(Pixivに投稿されているイラストは全てイメージである)。
絶大なカリスマ性と実力、峻烈さと勇猛さを兼ね備えた人物にして、たった一代で中原の小国群をまとめ上げて煌帝国を築き上げたまさに「建国の父」であり、多くの民衆から圧倒的な支持を集めていた。
国の垣根を無くして世界を統一し、戦争の連鎖を断ち切るという思想を持っており、その思想の下に煌帝国を建国した上で、そのまま富国強兵を行い世界統一に乗り出すつもりだった模様。
そのカリスマ性は凄まじく、当時幼かった甥の練紅炎らに上記の思想を説いており、紅炎は「偉大なる王」と呼んで今でも彼の事を心から尊敬している他、当時幼かったジュダルも王の器として慕っており、彼が白龍に目を付けた最初の理由も白龍が白徳に似ていると感じたからである。さらに煌帝国の兵士の中でも今でも彼の事を記憶し、慕っている者は少なくない模様。
しかし、その圧倒的なカリスマ性と苛烈さ故に敵も多かったらしく、世界統一に乗り出す矢先に敗残国である凱国の手の者によって殺害されたとされている。しかし、実際は国内での実権掌握を目論む玉艶率いるアル・サーメンと、王位簒奪を目論んで彼等と手を組んだ紅徳の策略によって殺された。
作中では既に故人だが、その存在と影響力は未だに煌帝国に色濃く残っており、息子の白龍は彼と兄達の復讐を成し遂げるべく動いていた他、紅炎と弟の練紅明は最初から彼の遺志を継いで世界統一を成し遂げるべく活動しており、兵士の中にはそれを察して助力していた者達もいた。特に紅炎は白徳を実の父のように慕い、彼の息子として生まれた白龍らの事を内心では羨んでいた。
当初は未だ謎多き人物とされていたが、別に作中ではそれ以上掘り下げられる事もなく物語は終わってしまった。
外伝にも登場しており、バルバロッサがパルテビアの大統領に就任した際の祝賀会に訪れていた。