ティトス・アレキウス
てぃとすあれきうす
CV:松岡禎丞
関連タグのあともさらにネタバレが含まれております
マグノシュタット学院に入学したアラジンが、修了式にて出会った少年。
中性的な容姿をしており、金髪を結った二本の三つ編みと左耳につけた葡萄のような耳飾りが特徴。また、左目下に泣きぼくろがある。一人称は「ボク」。
レーム帝国からの留学生で、レームの名家・アレキウス家の者らしい。
また、ある人物と雰囲気が酷く似ている。
学院の第12期生。1学年次の首席として選ばれるほどの実力を持つ魔導士。
魔法の決闘で負けた事がないという天才で、細身のレイピアのような杖を使う。
当初は、家柄と自らの実力を理由に周囲に高圧的な態度を取っていたが、アラジンと実戦試験後に友人となってからは、スフィントスを含め常に3人で行動するようになり、高圧的な態度も減っていった。
正体
その正体は、レーム帝国最高司祭にしてマギであるシェヘラザードがマグノシュタットを探る為に生み出した、己の分身体である「人形」の一人。
所謂クローンに近い人造人間。人間のように赤子として生まれたのではなく、シェヘラザードの神殿にて、14年間暗闇の中で彼女から魔力(マゴイ)を与え続けられ、育てられてきた。
なお、暗闇の中に居た頃は、小さな不定形のゴミ屑のような姿をしていたらしい。
分身体の為、寿命は非常に短いが、それでもシェヘラザードの魔力を14年間受け続けたその身は、非常に強い魔力を宿している。
即ちティトスは、レーム最高司祭がマグノシュタットへ送り込んだスパイであった。
シェヘラザードの分身体とはいえ、自我は別離しており、当初はシェヘラザードの命に従っていたが、徐々に、自分に課せられた任務と外の世界への憧れ、1年4か月という短い寿命との葛藤に苦しむようになる。
そして、5等許可区でのマルガとの出会いによって、自由と生を渇望するようになり、ついには堕転寸前にまで陥る。
「死にたくない」と告白するそんな彼を学長モガメットは憂い、ティトスの帰還を求めるシェヘラザードを拒否。自分を助けようとするモガメットにティトスは従い、祖国であるレーム、そして、母であるシェヘラザードに反旗を翻す。
基本的な魔法から複雑な超律魔法など幅広く使え、学長であるモガメットから「200年もの経験を積んだ魔導士のようだ」と称されるほどの優れた技術を持つ。
- 大閃光(デストロクシオン)
水、炎、力の魔法を複合させた超律魔法。
火山の噴火原理を元に高圧力で小さい球状に圧縮した水蒸気を一気に解き放つことで大爆発を起こし、巨大なクレーターを穿つ。最低でも180の命令式が含まれる。
以下、コミックス20巻以降でのネタバレが含まれます。
マグノシュタット側に立って、レーム帝国との戦に身を投じたティトスはシェヘラザード自身の寿命が残りわずかであることを知らされ、死ぬまでどう生きるかを迷うことになるが、マルガの励ましで立ち上がり、モガメットの魔術によって引き起こされた「世界の終焉」を止めるため、黒いルフの炉へと身を投じる。
シェヘラザードの分身体として、マギとほぼ同等の魔力(マゴイ)をその身に秘めたティトスは、その身をもってして放った最大の超律魔法によって世界の終焉を防ぐに至ったのだった。
そして魔力を使い果たしたティトスの身体は骨となり、この世から消えてしまう。
その後はルフの状態で依り代の中でモガメットを押し留めていた。
しかし……
ティトスの意識は「ある場所」へと至り、「ある人物」に対面する。
そこで、シェヘラザードたっての希望により、ティトスは再びこの世に還ったのだった。
居なくなったシェヘラザードに代わり、この時代の三人のマギの一人として。
以後、彼はシェヘラザードの後を継ぐように彼女の杖を携え、レームにてマルガと共に過ごしている。
なお、一応病みあがりの身体なので、その診察は治癒術に長けるスフィントスの一族が担っているという。
世界会談にも参加し、アラジンの過去を知る。
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