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物干し竿の編集履歴

2022-04-25 14:32:33 バージョン

物干し竿

ものほしざお

洗濯物などを干す際に使用する竿。

概要

洗濯物を干すための竿物干しざお物干し、あるいは竿竹とも。

転じて、物干し竿のように細長いものを例えた言葉ともなっている。


「たーけやー、さーおだけー♪」の物売り声で知られる竿竹屋移動販売車は、高齢者の多く住む地域や団地などを巡回しているがトラブルも多い。


物干し竿(バット)

プロ野球創成期大阪タイガース阪神タイガース)で活躍した藤村富美男が戦後、赤バット川上哲治青バット大下弘に対抗して使った長尺のバットは「物干し竿」と呼ばれ、藤村はこれでプロ野球史上初の本塁打40本超えを果たした(1949年、46本)。


物干し竿(刀剣)

「 巌流ノ秘剣 」

江戸時代初期の剣豪・巌流佐々木小次郎の使用していたとされる刀。小次郎は刃渡り3尺(約1m)の、柄も合わせれば4~5尺の長い刀、いわゆる野太刀を使用していたとされており、その長さ(この時代、腰に佩く「太刀」は廃れ刃を上にして差す「打刀」が一般的になっていた)を揶揄されこのような名がつけられたとされている。正式名称は備前長船長光とされている

なお、この章に伝聞情報が多いのは、「佐々木小次郎」なる人物は「小倉藩で剣術指南役の座を巡り、宮本武蔵巌流島で闘うも、ぶちのめされ無念の死を遂げた」くらいしか正確な情報が伝わっていない(年齢や本名すらあやふや)ため、実際に彼が「備前長船長光」を使用していたという確たる歴史的事実が発見されていないからである。一応、武蔵の養子である宮本伊織の作らせた『小倉碑文』においては、「岩流(原文ママ)は三尺の白刃を持って」と記されているので、この岩流なる人物の剣が普通の武士より長かったことは事実であり、それを難なく使いこなせるだけのウデがあったのも史実であろう。

「物干し竿」の名が記されているもっとも古い書物は、武蔵の没後100年以上経って書かれた『二天記』(1775年)である。


創作物における物干し竿(小次郎の剣)

YAIBA

作中では一貫して物干し竿としか呼ばれないが、その実態は強大な魔力の塊。柄は獅子の毛で作った紐で締められており、結び目を解けば時空の穴を生じさせ、解いた者を過去の世界にタイムスリップさせてしまう。

小次郎の命でいくらでも伸ばすことが可能で、振り回せば岩でも鋼鉄でもたちどころにぶった切り、作中では宇宙空間まで伸ばしていた。


バガボンド

海に捨てられていた幼い日の小次郎が、親から託された唯一の贈り物。あまりに巨大で殺傷力が高かったため、養親・鐘巻自斎は小次郎に触らせないようにしていたが、やがて彼が成長し(元)一番弟子・伊藤一刀斎と共に旅立つときに、自齋から小次郎に託された。


ガンリュウ

ガンリュウ(小次郎)の一門が代々受け継いできた長さ5尺の大刀「巌流刀」。物干し竿とは呼ばれない。

ガンリュウは師匠・勢源から継承されたが、その姉弟子・安寿や、破門された外道丸も保有しているので、最低3振りはあったことになる。


Fate/staynight

佐々木小次郎

アサシンの愛刀。長身なアサシンの身長をもしのぐほど長い。あまりに長すぎて画面に収まりきらないことも多い。

師匠ですらない「とある老剣豪」より託されたものであるが、「備前長船長光」と言った名は出てこないし、そもそもこれ自体は宝具ではない。アサシン自体の辿り着いた「技」にこそ意味があるのであり、物干し竿はその切っ掛けでしかないのだ。


天華百剣

人の姿をした刀剣「巫剣」が登場する作品。

物干し竿をモチーフとした巫剣も登場する。

詳しくは物干し竿(天華百剣)を参照。


関連タグ

軒先  洗濯 洗濯ばさみ 物干し台 さおだけ屋 藤村富美男

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