解説
フォトンやキャプテン・マーベルなど多くのヒーロー名を名乗ってきたモニカ・ランボーの母親。
MCU
演 - ラシャーナ・リンチ、日本語吹替 - 花藤蓮
映画『キャプテン・マーベル』にて、キャロル・ダンバース / キャプテン・マーベルの、空軍パイロット時代の元同僚として初登場。
当時のコールサインは、コミックでの娘のヒーロー名の1つ「フォトン」。
キャプテン・マーベル
任務中の事故で死亡した(と思われていた)キャロルの思い出を胸に、一人娘のモニカと2人きりで暮らしていたところに、キャロルとニック・フューリーが訪れる。
キャロルの記憶を取り戻すことと、記憶を失った彼女をだましていたクリー人からライトスピードエンジンのコアを守るため、2人とスクラル人たちに協力する。
ワンダヴィジョン
スクラル人とともに宇宙へ旅立ったキャロルの力になれればと、S.W.O.R.D.の創設メンバーとなり、成長した娘と共に働いていたが、癌を患って入院。摘出手術は成功したものの、直後に娘がデシメーションで消滅し、その2年後に癌が再発、彼女が戻ってくる3年前に逝去してしまっていた。
以下、公開中の映画のネタバレあり
ドクター・ストレンジとアメリカ・チャベスが迷い込んだこれまで描かれてきた宇宙(アース616)とは別の宇宙「アース838」において、キャプテン・マーベルとなった彼女が登場。
黒地に金のラインが入ったスーツを着用している。
この世界のヒーローチーム「イルミナティ」の一員でもあり、ストレンジの処遇を決める議論では、かつてサノスとの戦いで死んだ838の彼の危険性が、616の彼にも通じると説く。
直後、イルミナティ本部施設をワンダ・マキシモフが強襲したため、他のメンバーとともに対応。キャロル同様のスーパーパワーで対抗するものの、最後にはヘックスパワーに押し切られ、像の下敷きになってしまい死亡。
ちなみに予告編にはそのワンダと戦うシーンが映っていたが、考察界隈では『ワンダヴィジョン』で能力に目覚めたモニカという予想が多く、活躍が実質『キャプテン・マーベル』の1作のみ、しかも原作では一般人のままだった彼女の登場・ヒーローとしての活躍はサプライズだった。