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概要編集

1970年代の『Avengers #89』~『#97』で描かれた「クリースクラル・ウォー」の直後に結成された、という設定で2005年7月の『New Avengers #7』にて初登場。


メンバー編集

発起人にしてアベンジャーズの共同リーダーの1人。同戦争における地球の甚大な被害は各ヒーローの協力があれば防げた、という主張のもと、各分野のヒーローの代表者を集めた。

自身はアベンジャー型のヒーロー、自然の超能力を備えていない普通の人間の代表。


海洋の支配者でアンチヒーロー思想の代表。


ファンタスティック・フォーのリーダーで科学ベースのスーパーヒーローコミュニティの代表。


神秘・非科学的な分野の代弁者。


インヒューマンズの代表。ネイモアと同じく支配者・王族でもある。


X-MENなどのミュータントコミュニティの代表。

『Avengers vs. X-Men』で死亡し、代わりにハンク・マッコイ / ビーストが加入した。


以上6人が創立メンバー。


結成時に勧誘されたが会議の意見が一致しなかった場合の危険性を理由に辞退。

アース同士が衝突する「インカージョン」の危機に際し『New Avengers vol. 3 #1』で加入した。


一時期加入していた。


『New Avengers vol. 3 #24』で加入。順にマルチバースの守護者、地球屈指の天才2人。


活躍編集

初登場の際にはトニーのアベンジャーズ再結成の報告に他のメンバーが祝福したり、ニューヨークにヒーローが集中し過ぎている問題を話したり、精神的に病んだ謎のヒーロー・セントリーについての調査をしたりと、まともそうな組織としての姿を見せていたが、実際は良かれと思って後々の大災害を引き起こす原因を作っていたはた迷惑な存在だったと判明する。

(その「良かれと思って」も「ヒーローとは思えない倫理観の欠如」「世界有数の天才集団とは思えないその場しのぎの安直な考え」が、やたらと目立つ事もネタにされる)


その最たるものが『プラネットハルク』から続く『ワールド・ウォー・ハルク』で、ハルクを地球から追放した結果、色々あって極限までの怒りに燃えて舞い戻って来たハルクとその仲間によって、あわや地球上のヒーロー全滅の危機をもたらした。


また、『ブレイクアウト』から続いたスクラルとの一大決戦『シークレット・インベージョン』の原因も、元はと言えばイルミナティが独自に動いた結果、一時スクラルに捕らわれた際にクローンを作られてしまい、スクラルがクローンリードの天才頭脳を利用して立案させた作戦によるもの。これによる各地に変身して成り代わっていたスクラルの行動で『シビル・ウォー』が起こり、ヒーローが分断されてしまうなど後々まで尾を引く結果になってしまった。

ついでに、彼らの独断専行を危険視したスティーブ・ロジャース達の記憶を消したが、後になってそれがバレてアベンジャーズとの関係が険悪になり(当り前だ)、地球滅亡どころかマルチバース滅亡の危機が迫る中、両者のシビルウォーが始まる、というMARVELらしいにも程がある事態まで起きた事が有る。


大惨事を引き起す場合は、大概の場合「倫理的に問題が有る選択」「一見すると現実主義的に見えるが、よくよく考えると単なる安易な選択」「慢心や油断」などが原因となっている。地球有数の知性の持ち主達が集っているが、知性以外の何かの欠如による大失敗が印象に残る集団とも言える。


派生チーム編集

カバル編集

"The Cabal"、直訳で「陰謀(団)・徒党」。

『シークレット・インベージョン』で権力を握ったノーマン・オズボーン / アイアンパトリオットが以下の5人を集めて結成。別名「ダーク・イルミナティ(Dark Illuminati)」。

X-MENのリーダーかつ「ヘルファイヤークラブ」の元リーダーでミュータント界隈に顔が利き、テレパスも有用だったため。


率いていた犯罪シンジケートを利用するため。またドルマムゥの力を得ており、ストレンジからも「自分より強い」と言わしめた。


実は2人はかなり前から通じており、ノーマンを蹴落として陸・海を分け合う算段だった。


アスガルドの力が狙いだったが、やはり彼も彼で目論見があった。


この癖の強い面子をノーマンは自身のアベンジャーズヴォイドを抑止力に統制、ヒーローたちと抗争を繰り広げたが、X-MENとの二重スパイだったフロストが離反。さらにドゥームと対立し、解散となった。


後にネイモアがサノスとその配下「ブラック・オーダー」を集めて再結成。インカージョンを防ぐという目的はヒーローたちと同じだったが、サノスたちが相手の宇宙の破壊も厭わない手法を採ったため、ネイモアがイルミナティに離反、瓦解した。


ザ・フッドのイルミナティ編集

2015年から始まった『All-New, All-Different Marvel』で登場。翌年の『Avengers: Standoff!』にて、ヴィラン用街型刑務所「プレザントヒル」に収容されていたタイタニアのパートナーであるカール・クリール / アブゾービングマンを救出するが、報復として従業員の家族を襲撃する案にタイタニアが反発。ロビンスを無力化したため、チームも消滅した。


MCU編集

2022年5月公開の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』では予告映像に「6つの席」が登場したことから、イルミナティが登場するのではないかという予想がされており、後に海外でのCMなどから確定となっていた。


(1分15秒あたり)



























その正体は、ストレンジがアメリカ・チャベスとともに迷い込んだ【アース838】におけるスーパーヒーローチーム。

メンバーは、前半3人はコミックと共通で、シリーズ初登場。

後半3人はこれまで描かれてきた世界(【838】からはコミックの基本世界と同じ【アース616】と呼称される)にも存在していた人物と「別宇宙での同一人物」である。

彼らの活動は社会的に認知されており、特にストレンジはサノス打倒の功労者として「ストレンジ博物館」や銅像が建てられている。

またマルチバースに関する研究も進んでおり、宇宙同士の境界が揺らぐことによる崩壊現象「インカージョン」を防ぐことも活動の1つ。この世界のクリスティーン・パーマーはここで研究員として働いている。


なお施設内では自立型ロボット「ウルトロン」が警備員として配備されていること、カーターが「ファースト・アベンジャー」と紹介されていることから、チームとしてのアベンジャーズは別に存在していると考えられる。


活躍編集











同作中盤、「ストレンジ博物館」を訪れたチャベスと【616】のストレンジを強引に保護。

ストレンジを議場に呼び、この世界の彼がサノスに対抗する術を模索中に現在の【616】のワンダ・マキシモフ / スカーレット・ウィッチと同じく禁書「ダークホールド」に手を出してしまったこと、それをサノス打倒後にメンバーに打ち明け、自ら処刑されたことを説明。

その一件からストレンジを自分たちの知る彼と同じくインカージョンを起こす可能性のある脅威だと考え、処遇に関する投票を行なおうとするが、チャベスのいる宇宙を探し出したワンダがこの世界のワンダの体を乗っ取り施設を襲撃。


プロフェッサーとモルドを除く4人は彼女に相対するが、ストレンジから忠告されていた彼女の危険性を、この世界ではMCU登場初期のままだったため聞き流していたこともあり、全員が敗死


そしてプロフェッサー自身も、スカーレットウィッチの心理世界に入り込み、この世界のワンダを目覚めさせようとするも、彼女の圧倒的な超能力の前にはあと一歩及ばず、最後は首をへし折られて死亡(ただし、チャベスの逃亡の時間稼ぎには成功しているので、囮としての役割は十分に果たしたと言える)。


一方議場に残ったモルドは(プロフェッサーXが言った)ストレンジの解放に反対。

しかしストレンジからスプリーム・ストレンジに対する嫉妬心を指摘され、逆上して処分しようとするが、彼にかけられていた魔術を封じる手錠を逆にかけられてしまい、肉弾戦の末にストレンジを逃がしてしまう。なお、彼だけスカーレットウィッチと対峙しなかったため、メンバー唯一の生き残りとなった。


裏話編集

公開後からしばらく経って脚本家の1人が明かした裏設定によると「【838】はサノスの脅威の経験を踏まえ、次の悪を生まないようにすべく監視社会と化してしまった世界」とのこと。

実際ウルトロンが『エイジ・オブ・ウルトロン』でトニーが言及した想定通りに動いており、よく観察すると人々も似た服装ばかりであるため、皮肉にも現在の【616】とは逆にヒーローたちが市民を締め付ける世界となってしまっていた可能性が高い。


この設定が明かされた事により「その頂点に君臨していたと思われるイルミナティをほぼ壊滅状態に追いやったワンダはむしろこの世界の人々にとって英雄だったのでは?」という考察がなされている。


ちなみに編集

メンバーのうち【616】にもいた3人はもちろん、プロフェッサーは『X−MEN』シリーズと同じパトリック・スチュワートが、ブラックボルトはABC制作のスピンオフドラマインヒューマンズ』と同じアンソン・マウントがそれぞれ演じている。


しかしミスター・ファンタスティックのみ過去の実写作品(2005,07年・2015年版)とは異なるジョン・クラシンスキーが担当。

リブートされたMCU版『ファンタスティックフォー』ではペドロ・パスカルが演じることが発表された。


余談ではあるが『マルチバース・オブ・マッドネス』の日本でのCMは、2015年版でミスター・ファンタスティックの吹き替え担当だった木村昴がナレーションを務めている。

※似たような事例では前作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のCMナレに、同じくMCUに含まれないアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』でピーター・B・パーカー役だった宮野真守が起用されている。


関連タグ編集

MARVEL MCU イルミナティ

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